【PORTFOLIO】映像3作品、公開
今月より公開を開始した作品集(ポートフォリオ)を更新。
2005年から今年にかけて、サウンドトラックを作曲した映像作品を3点、紹介している。
【1】 PopulouSCAPE|ポピュラスケープ
【2】 KOTOBUKI_PROMOTION
【3】 流動産/Mobile Estate - SNS.plugin
いずれも僕は、サウンドトラックの作曲、および効果音デザインで参加。
我が真骨頂である、効果音のタイミングまで綿密に計算された芸風が、どの作品でも存分に味わっていただけるだろう。
各作品について、少し説明を加えておきたい。
【1】PopulouSCAPE|ポピュラスケープ
http://www.kawasekohske.info/ART/ps3_digest.html
2005年、愛・地球博で連日上映された3DCGによる映像作品。ポートフォリオでは、そのダイジェスト版を紹介している。
2006年には、DVDとしても発売され、BankART1929 Yokohamaでの3ヶ月に及ぶロングラン上映、デジタルアートの登竜門、アルス・エレクトロニカ(オーストリー、リンツ)で開催されたアニメーション・フェスティバルでの上映を実現。さらにその年の暮れには、韓国でのグループ展にも招待され、20世紀の不朽の名作「パワーズ・オブ・テン」(イームズ)と並んで紹介されるなど、国内外において話題を呼んだ注目作品である。
この作品を、僕は、「今世紀最初の不朽の名作」と、自ら称している(笑)。決して、単なる手前味噌ではないと思うのだが…。ネット上で取り上げていただいた感想の数々をまとめてあるので、是非、参考にしていただきたい。
http://www.kawasekohske.info/blog/impressions/populouscape/
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【2】KOTOBUKI_PROMOTION
http://www.kawasekohske.info/ART/kotobuki_promotion.html
横浜・寿町(ことぶきちょう)再生プロジェクトのためのプロモーションムービー。ドヤ街と呼ばれる地区の再生が、今、行われている。その活動の一旦を紹介すると同時に、街の未来のあり方を提案する。
ポートフォリオでは、その全編を公開しているので、是非、見通していただきたい。
なお、本作は、BankART1929 YokohamaよりDVDとしてリリースされている(在庫希少とのこと)。
また上記ページでは、DVDにカップリングされている「KOTOBUKI_SLIDESHOW」も紹介している。こちらも併せてお楽しみいただきたい。ちなみに、使用している音源は、我がインスタレーション作品「Long Autumn Sweet Thing」のサウンドトラックから。part 5を全編そのまま用いている。
【3】 流動産/Mobile Estate - SNS.plugin
http://www.kawasekohske.info/ART/sns_plugin.html
見慣れない言葉であろうと思うが、「りゅうどうさん」と読む。
このムービーは、近未来のモバイル環境のあり方を提唱するアイデア・コンペのためのプレゼンテーションムービー。提唱者は、建築家・福島慶介。PopulouSCAPE、KOTOBUKI_PROMOTIONでは、CG、Directorを担当している。
福島慶介オフィシャルウェブサイト
この作品については、また別の機会に詳しく書こうと思うが、とにかく、過去2作での共同作業を経て、より映像と音楽のシンクロ度合いが高まったと言えよう。アイデアをプレゼンテーションするための素材…という域に留まらず、その仕上がりは、ちょっとしたショートムービーとも言えそうな佇まいだ。
そして何より、この作品の隠れた目玉は、川瀬自らによる、ナルシスティック&ナイーブなナレーション(ちなみに、先のKOTOBUKI_PROMOTIONでもナレーションをこなしている)。あいかわらず、効果音のタイミングまで計算して作曲を進めているが、今回は、ナレーションのタイミングまで計算に入れながらの作業となった。効果音、ナレーションまで含めた「作曲」といえる仕上がりを見せている。
上記ページでは、本ムービーを使用して行われたコンペティション審査会の様子をまとめたページへのリンクも紹介している。もしもこのような環境が実現されたら、我々の暮らしはどう変貌を遂げるのか? 想像していただけたら光栄である。


