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2007年09月28日

森山開次パフォーマンス映像記録と僕の妄想ストーリー

先日の森山開次さんによるパフォーマンスの様子を記録した映像が、早速、配信されている。

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10月14日まで開催中の展覧会「ひびのこづえの品品 たしひきのあんばい」会場では、8月に行われた近藤良平さんのパフォーマンスの様子と、今回の森山開次さんのパフォーマンスの様子が、同時に、プロジェクター上映/展示されています。

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●森山開次パフォーマンス映像記録

real video
【1回目】http://www.arttowermito.or.jp/live/20070923-1.ram

【2回目】http://www.arttowermito.or.jp/live/20070923-2.ram


ポッドキャスト
http://www.arttowermito.or.jp/live/liveindex.html

ポッドキャストをご覧になる方は、上記ページの最初にあるアイコンをiTunesにドラッグ&ドロップし購読してください。

#一部、音声に不具合があります。1回目の冒頭シーン、大き目のノイズが出ますのでご注意ください。

 
先の日記で、「2回目の上演が素晴らしかった」と感想を書いたけれど、改めて映像で観てみると、1回目の上演も、いい!(笑)

色々な偶然、アクシデント(笑)が重なって、会場のお客さんと一体になっている様子は、まさに「LIVE」。あの場に居合わせた300名ほどの人たちだけが味わえる贅沢。僕もその場を目撃できて本当に幸せ(笑)。


こづえさんの展覧会には、きっと、近藤良平さんや森山開次さんのファンの方以外に、老若男女、幅広い層のお客さんがいらっしゃるだろう。。。そう予想していた。NHK教育テレビでのお仕事の影響もあるだろうし。そして、水戸芸術館自体も、いつも幅広い層のお客さんがいらっしゃる。そんな中で、かしこまった「いかにもアートギャラリーでやるような音楽」はふさわしくないし、こづえさんの作風にもマッチしない。そしてそもそも、そんな音楽自体、今の僕自身、興味がない。近藤さん、森山さんは、立っているだけで様になる存在感がある…どんな曲を投げても大丈夫に違いない。そう信じ込んで、自由にやらせていただいた。


「展覧会のテーマは、家」
「会場全体がひとつの家になっている」
「家で過ごしているような時間の流れがあったら」


そんなキーワードをこづえさんからいただいて、僕なりに解釈したのが今回の音楽。
朝起きてから、夜眠るまでの、ある一日のストーリーを組み立ててみた。
昔のプログレッシプ・ロックでいったら、ある意味、今回の一連の楽曲は「コンセプト・アルバム」的な発想で組み立てられているといってもいいだろう。その辺の音楽を愛好していた嗜好が、ここで炸裂した…というわけだ。往年のそれとは、まったくもって違った表情を持っているけれど(笑)。


パフォーマンスエリアとなった展示室の手前の部屋には、こづえさんがデザインされたお風呂が展示されている。そこからパフォーマーは、バスローブで登場してくる。。。
僕が勝手に描いた「架空の一日の妄想ストーリー」を着想するきっかけは、そこだった。


音楽のストーリーを、書いてみる(結構長い物語)。


■No.01 IN THE BATH

朝、目覚めて、早速、朝風呂。
お風呂の中で、ぶくぶく水遊びしているシーンからこの物語は始まる。
風呂上りは、思わず口笛を吹いちゃうほど気分よく。。。すっきり!


■No.02 AT DAWN

夜明け。
すがすがしい朝。
高原の朝。
そんなのんびりした雰囲気で、しばしくつろぐ。


■No.03 A MORNING

朝。
森をさっそうと駆け抜けて。。。
そんなイメージの軽快な曲から一日の幕が開ける。

学校へいかなくちゃ。


■No.04 CHAIM IN A MORNING

朝のチャイム。
学校へ到着。
授業の始まり。


■No.05 STUDY

お勉強の時間。
国語算数理科社会。

あくび。

退屈。

国語算数理科社会。

全然頭に入らない。
イライラ。
気が狂いそう。

どんなに考えても、わからないや。

やっぱり、あくび。


■No.06 TAISO

体操の時間。
得意の科目。
口笛吹きながら、余裕な感じ。
ちょっと気分盛り返す。


■No.07 CHAIM IN AN EVENING

夕暮れのチャイム。
学校おしまい。
下校の時間。


■No.08 ROCK'N ROLL BAND

放課後は、仲間とバンドの練習。
盛り上がるぞ!
テンション最高潮で、ハードシャッフルのロックンロールを!
(小学生にしては、演奏が上手すぎ・笑)


■No.09 PHONE CALL FROM HER

バンドで盛り上がっていたら、突然電話。
彼女から。
どうも別れの電話らしい。

#擬音でつづられた会話。
#実はこんなシナリオをあらかじめ用意していた。


彼女「もしもし。」
オレ「久しぶり。なんかよう。」
彼女「うん。あのね。別れたいの。」
オレ「えっ?」
彼女「だ・か・ら。別れたいの。」
オレ「えっ? ちょっとまてよ。」
彼女「もう、終わりよ。」
オレ「・・・(慌てる。考え直してくれよ。悪いところは直すからさ・・・。)」
彼女「ダメよ。さよなら。」
オレ「おい! まっ、まって・・・もしもし、もしもし・・・」


#電話、切れる。
#このシナリオを読みながら曲を聴くと、よりいっそう楽しめることでしょう(笑)
#各回、15分30秒あたりから電話が鳴ります。


振られた。


あっ。雨が降ってきたなぁ。


■No.10 RAIN

寂しい。
哀しい。
誰もが知っている、あの感じ。
雨が降る中、男泣き。


■No.11 AN EVENING AFTER THE RAIN

雨上がりの夕焼け。
明日は、いい日にしなくちゃね。


■No.12 GOOD NIGHT - OYASUMI MATAASHITA

さよなら。
ありがとう。

おやすみ。
またあした。


あしたまた、あえるね。


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以上が、僕が勝手に描いた、ある架空の一日の妄想ストーリー。

これを読み終わったあとに、もう一度、近藤良平さん、森山開次さんパフォーマンスの映像を見てみてください。
きっと、最初とは違った風景が見えてくるはずです。


近藤良平さんパフォーマンス記録の閲覧方法はこちらに。
http://www.kawasekohske.info/blog/2007/08/from_mito_070817-18.html


●近藤良平パフォーマンス映像記録

real video
【1回目】http://www.arttowermito.or.jp/live/20070818-1.ram

【2回目】http://www.arttowermito.or.jp/live/20070818-2.ram


ポッドキャスト
http://www.arttowermito.or.jp/live/liveindex.html

ポッドキャストをご覧になる方は、上記ページの最初にあるアイコンをiTunesにドラッグ&ドロップし購読してください。

 

2007年09月24日

水戸便り 放心

水戸での業務、無事、終了。


いろいろ感じるところの多い期間だった。
実際の制作中の体験はもちろん、様々な出会いとそこから生まれる言葉、思い、意思…交わした会話の数だけ、何かを考えるきっかけを与えてもらった気分。きっと未来に、この日々の出来事が生かされる日が来るような…そんな気がする。
 
 

 
それにしても、今日の最終公演は見事だった。周りに人がいなかったら、独り涙していたに違いない。作曲中、僕が独り勝手に思い描いていた物語が、目の前でそのまま再現されていた。こんな雰囲気を、こんな空気感を、こっそり期待していたことを、ステージを見ながら思い出していた。

苦しい日々を独り過ごす最中、最高のご褒美をいただいた気分。
会場に居合わせたお客さんも含めて、力を貸してくださった皆さん、本当にありがとうございます。


予定通り無事帰京するも、想定通り?完全なる放心状態に陥ってる(苦笑)。
全力主義故の性。。。嗚呼。
この瞬間も続く現実を乗り越えていかなければ…
今日のあの瞬間の出来事を誇りにして。


でも…せめて明日くらいは、手を身体を動かすのは休みにしたい。
頭は休める時間は、なさそうだけれど…。

ありがとうございました。
また、いつかどこかで。
おやみなさい。


追伸
水戸で新しい都市伝説に遭遇。
それは…僕らスタッフだけの秘密(笑)
楽しいエピソードをありがとう。
名前も知らない、あなたへ。
「気にしなくて、大丈夫ですよ」(笑)

2007年09月21日

23日 森山開次さんが登場です!

来る9月23日(日・祝)、ひびのこづえperformance @ 水戸芸術館が再び催されます。

8月の上演では、コンドルズ・近藤良平さんのパフォーマンスが行なわれました。
今回のパフォーマーは、森山開次さんです。
 
 

 
衣装、音楽は前回と全く同じ。
当日はじめて衣装をみて、はじめて音楽を聴いて…
その瞬間のインスピレーションだけをたよりに、
即興によってパフォーマンスが展開されていきます。

詳細はこちらに。

【ひびのこづえperformance @ 水戸芸術館】
http://www.kawasekohske.info/HKATM/


本パフォーマンスと、これまでご一緒させていただいたひびのこづえさんのパフォーマンスに関連した情報は、下記にまとめてあります。

【ひびのこづえperformance最新情報】
http://www.kawasekohske.info/blog/latest/hibino_kodue_performance/


前回の近藤良平さんのパフォーマンスの様子は、水戸芸術館HPより配信されています。
閲覧方法はこちら。

【水戸便り】川瀬浩介公式ブログより
http://www.kawasekohske.info/blog/2007/08/from_mito_070817-18.html


今回ご覧になられる方は、この配信映像で予習されてからご来場いただくと、より楽しめるかもしれません。アプローチの差が歴然と現れるでしょうから。

僕も本当に楽しみです。
会場で、無駄に横幅のデカイ男を見かけたら声をかけてみてください。
そして、最上の笑顔と最上の褒め言葉(社交辞令?・笑)をたっぷりきかせてください!
それが僕にとって、創作を続けていく唯一の励みになりますので!

会場でお逢いしましょう!


最後になってしまいましたが、現在、水戸芸術館で開催中の、ひびのこづえ展「ひびのこづえの品品 たしひきのあんばい」も大変充実した内容となっています。パフォーマンス目当てでご来場の方も、是非、じっくりたっぷり、展示も楽しんでください!
 

2007年09月17日

国際化


 
公式サイト上で公開しているポートフォリオと
ベアリング・グロッケンの記録(BEARINGS GLOCKEN archives)の英語版を完成させた。

kawasekohske.portfolio
BEARINGS GLOCKEN archives
 
 

 
特にベアリング・グロッケン・アーカイブの方は、この数週間、こもりっぱなしで作り込んでいた作品集(紙資料)に使用している写真をすべて公開。我が光の作品《Long Autumn Sweet Thing》と違って、写真だけではその素晴らしさを伝えきれない作品だけに、どのように見せていけばいいのか? 相当迷っていたのだけれど、世界初演の展示のときに目の当たりにしたすべての出来事を紹介すればいい! と気づいてからは、迷いなく作業を進めることができた。

写真を見てもらえばわかる通り、この《ベアリング・グロッケン》は、作品そのものが放つ効果と、それを取り巻く状況すべて…つまり、グロッケンの演奏をきいたお客さんの反応も含めた「すべての現象」が、この作品が生み出した偉大なる功績なのだ。

専門外ゆえ非常に乏しいDTPの技術を駆使しながら仕上げた作品集…あのとき沸き起こった「素敵な現象」が、少しでも皆さんに伝われば嬉しい。僕自身は、この写真や映像をみて、僕の頭の中で当時の、あの瞬間の記憶を参照して感動を呼び覚ますことができるけれど、果たして、まだ実際の演奏をみたことがない人たちは、この記録を見てどう思うのだろうか? 海の向こうにいる皆さんは、グロッケンに興味を示してくれるだろうか? せっかく国際化したのだから、もっと遠くの人たちにまで、この調べが届くといいのだけれど…。


ところで、先日の「再会再会再会」に興奮して調子に乗ってしまって、うっかり刺激の強い食べ物を暴食してしまったからか、胃がやられた様子…。それ以来、すっかり季節外れの風邪を引いてしまった。今回は、主に高熱を発していて、実は今も、汗がダラダラと…。対策として、この2日間ほどで、2倍に薄めたポカリスウェット(1リットルの水に溶かす粉末のものを2リットルのペットボトルの水の中に入れて薄めている。この方が甘すぎず飲みやすい)を4〜5リットルほど飲み干した。そのお陰か、一昨日、昨日よりもずいぶんと楽になったような…気がするだけかな?(苦笑) 現在またもや、体温上昇中。フラフラ再燃…今宵は確か…お楽しみ企画を用意してもらったんだけれど…参加できるかなぁ。。。


身体は労ります。できる限り。
もうすぐ発表できそうな、大切な企てが控えているのでね。

なんていいながら、こういうときに過剰なまでに追い込んでしまうのは、きっと三つ子の魂のせいでしょう(笑)。
 

2007年09月15日

再会再会再会

とある会合へ。

この数週に渡って、自主的に引きこもり状態を作り出し、
自分の作品集を改めてまとめ直していた。
シンプルながら、なかなかいい仕上がりになったので
それを見せびらかしたくて、いつもは絶対に持ち歩かない作品集を背負って会場へ
(実際、見せびらかすほどは見せなかったけれど)。
 

 
すると、懐かしい顔、久しぶりの顔が沢山。
しばらくぶりに現場に復帰された「お帰りなさいを伝えたかった方」、
ご結婚されてお祝いを伝えたかった方(しかもご夫婦ご一緒で)、
数年前、異国の地で遭遇して以来ご無沙汰していて
この夏に再会できるかもしれない機会を逃してしまった方(まさかここで逢えるとは!)、
そして、苦しいときを共に過ごした方。


逢いたいと思っていた人たちと、一気に再会再会再会!

作業に集中するため自主的な引きこもり状態を作り出し
人と会話をしていなかったせいもあり、声が嗄れるまで駄弁駄弁駄弁!
(元々、発声がよくないので、普通に1時間くらい話していても声が嗄れる。
ボーカリストをあきらめたのはそのせい・ウソ笑)

とにかく、最初から最後まで、楽しい時間だった。


ただ、投げかけられた課題については、まだ明確なアイデアは湧きそうになく…
自分がここで何ができるのか? どうすれば喜んでもらえるのか?
いつものことながら、まずはそれを考えることからはじめていこう。

この嬉しい再会の連続を、発想のきっかけにできたら、面白そうだな…と、
今これを書いていて思いついたけれど…それが形にできるかはまた別の話。


作品集まとめも、もう一息。
いい仕上がりなので、いろんな人に見せたいな。


しかし…
昔からそうなんだけれど、
みな僕と会うと、半笑いで迎えてくださるのはなぜ?
(半笑いというより、失笑気味?)

まぁ、こんな時代に沢山の笑顔を見せてくださるなんて、
ありがたいことです。

ルチアーノ・パバロッティやフレディー・マーキュリーが大好きな僕にとって、
皆さんに笑顔で迎えてもらえるその瞬間…
世界中に沢山の笑顔を振りまいた彼らのことを、そっと思い出したりするのです。


またあなた達に逢えるその日まで、
後を継ぐ僕たちが代わりに、沢山の笑顔をみなさんに届けましょう。
表現者の端くれとして、それが使命に違いないから。


あの冬、「誰も寝てはならぬ」を歌いあげてから永眠するなんて…
最期まで見事でした。
トリノに響いたあなたの歌声は、一生忘れません。
おやすみなさい。ルチアーノ。
 

2007年09月11日

あれから

日々、律して生きる。

そう、改めて自分に言い聞かせる。


僕にとって今日は、そういう日。


自戒の念をこめて。
 

2007年09月02日

似顔絵

 
 
先月、水戸芸術館で行われた「ひびのこづえperformance」の打ち上げの席で、展覧会準備/運営を手伝っておられた実習生の学生さんたちに描いてもらった、僕の似顔絵。とってもチャーミングな女子2名に、それぞれ、右からの横顔と左からの横顔を描いてもらったのだけれど、どちらも共通していえるのは、「緩やかなアゴのライン」と「ふっくらした頬」を見逃さず描いていること(笑)。きっと僕の顔は、似顔絵にはしにくいと思うのだけれど、なかなか、よく特徴を捉えているではないですかっ! 素晴らしいぃ! 感謝! いい記念になりました。本当に、どうもありがとう>YYさん、IYさん
 
 

 
現在、ひびのこづえ展「ひびのこづえの品品 たしひきのあんばい」は、水戸芸術館にて大好評ロングラン開催中です。展覧会の公式ホームページでは、会場内で貸し出されているiPodを使った音声ガイドで聴ける解説がポッドキャストで配信されています。作品の成り立ちや製作を手掛けたメーカーの想いなど、たっぷり味わえる内容になっているので、足を運ぶ前に、予習をかねて聴いてみてはいかがでしょう? iPodを持っていなくても、無料でダウロードできるiTunesを入手すれば、お手元のパソコンで試聴できます。
 
また、先の近藤良平ダンス・パフォーマンスの様子は、展覧会場でも上映されている模様です。さらに、水戸芸術館ホームページからもポッドキャスト、ならびにReal Videoで配信中。閲覧の仕方は、川瀬浩介blog「水戸便り」をご覧下さい。
 
 
9月23日には、森山開次さんのパフォーマンスがあります。僕も会場へ駆けつけます。先の近藤良平さんのパフォーマンスをご覧になった方はもちろん、見逃してしまった方も是非、この機会にご覧下さい! ダンスは、即興によって組み立てられていきます。そのとき、その場でしか目撃できない瞬間を捕まえにきてください! その体験を共有しましょう!
 
【ひびのこづえperformance @ 水戸芸術館】
http://www.kawasekohske.info/HKATM/
 
会場で、この似顔絵にピンっ! ときたら、お声かけ下さい。もちろんそのときは、僕の音楽をベタ褒めするコメントをお願いします。ええ。ああいう場では、大げさすぎるほどの社交辞令を言うのが、大人のマナーらしいですから。なんて(笑)。いや、僕は社交辞令、許さない質ですから! 心の底から沸き上がる感想を、たとえ言葉にならなくても僕に届けてください! 楽しみにしています。