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2008年03月25日

NHK教育「からだであそぼ」音楽担当!

2008年度より、川瀬浩介が、
NHK教育「からだであそぼ」の音楽を一部担当します。
担当コーナーは以下の通り。


・「ケインのたいそう」ケイン・コスギ
・「踊る内臓」森山開次
・「ほぐそう/ピラティス」
・「ほぐそう/ベリーダンス」


作曲/演奏はもちろん、「たいそう〜」「ほぐそう〜」と歌い上げるコーラスや「心臓」「肺」「胆嚢」などの臓器の名称を連呼するボーカルも川瀬浩介が担当しています。

多くの皆さんに楽しんでもらえる愉快なテイストに仕上がっています。
是非、ご家族、ご友人とテレビの前に集まって、身体を動かしてみてください!


■放送時間
NHK教育 月〜金まで毎日 1日2回放送
午前 7:30〜7:40
午後 5:00〜5:10(再放送)
【注】2008年度の放送は、3月31日(月)から
 

はじめての方へ。
私についてはこちらをどうぞ。
川瀬浩介プロフィール


音楽を担当した各コーナーの解説は「つづき」をどうぞ。
 

「ケインのたいそう」は、「歩く」「走る」「回る」「立つ」など、身体の基本動作をテーマにした体操で、ケイン・コスギさんと子供達が愉快な動きをみせてゆきます。音楽は、音を聞くだけで条件反射で「気をつけ」をしたくなる「ホイッスル」から始まり、口笛で奏でるメロディでのんきな調子で進んでいきます。でも意外と、体操そのものは、見ためのお気楽さとは裏腹に、高難易度です。どれだけ難しいか、実際に身体を動かして体験してみてください!


「踊る内臓」は、同番組のセットデザインも担当されているコスチューム・アーティスト、ひびのこづえさんデザインによる、内臓をモチーフにした衣装を身にまとった森山開次さんが即興で踊った映像に、川瀬浩介が後から音楽をつけるという試みです。あたかも、音楽にあわせて踊ったかのようなシンクロ度合いで完成された映像は、見れば見るほどそのユニークさが際立つ仕上がりです。年間を通じて、「心臓」「肺」「胆嚢」「肝臓」「腎臓」「膀胱」「大腸」「小腸」など、代表的な臓器を取り上げ作品にしていきます。


「ほぐそう」は、番組メインキャストの紅一点、工藤あかりちゃんが、「静」と「動」という対極の性質を持つ「ピラティス」「ベリーダンス」を、自ら実演するコーナーです。アメリカ三大フィットネスとして近頃、俄然注目されているといわれるピラティスでは、最新型の「癒し」と言えそうな、穏やかな安心のテイストを映像、音楽と共に表現しています。あかりちゃんの優しさに溢れたナレーションの必聴です。一方のベリーダンスでは、トラディショナルな手法そのままで再現してしまうとディープなテイストに収まってしまいがちですが、チャーミングでコミカルに仕上げるため、音楽にも工夫を凝らしています。さりげなくこだわりを込めながら、しあがりはさらりと楽しく! を追求しました。番組中盤に登場します。いずれも、私が歌い上げる「ほぐそう〜」が目印です。


また、ひびのこづえさんデザインの衣装、そしてセットデザインも必見です。特にセットは、テレビ画面で見えるものと実物の違いを目の当たりにして、僕は驚嘆しました。画面の中に映し出されてはじめて生み出されるマジック! 毎回、収録を見学にいくたび、驚きと発見に興奮しています! 照明、カメラワーク…すべてのスタッフの叡智の結集がここに!


とにかく、お楽しみに!
深く広く強く愛されている番組に参加できて、本当に光栄です。


からだであそぼ 音楽 プロダクションノート


【独り言】
この作品を、まだ見ぬ我が「孫」に捧ぐ!
んっ?
おや?
未だ我が子もおらねば嫁さえおらんではないかっ!(汗)
 

2008年03月20日

からだ誕生!

2008年3月19日、午前3時30分。来る新年度から一部音楽を担当させていただくことになった、NHK教育「からだであそぼ」の最初のVTRが完成した。

感慨一入…と言いたいところだが、僕が担当した部分については、まだまだ課題は多い。もっともっと向上させるために、早速対策を練りはじめている。いつだって僕は、全力だから。
 
 

 
だけどとにかく、ホッとした。昨年末から制作をスタートさせて、独り黙々と、自宅のアトリエのこもって作曲、録音、整音に励んでいた1月。そして2月の雪降る中、最初の収録を迎え、日を追うごとに、徐々に素材が揃い始め…。些細なトラブルもあったけれど、すべての「成功物語」には、苦境を乗り越えるエピソードも必要! そう思いながら、辛抱強く作業に勤しんできた。その結果、ようやく誕生した番組…本当によかった。嬉しい。そして、ここへ導いてくださった皆さんのお力添えに、広く深く強く、感謝を述べたい。ありがとうございます。


それにしても、誕生の瞬間はやっぱり未明なのだな(笑)。スタッフの皆さんの辛抱強さには、本当に感服した。それに応えるためにも、まだまだ僕の音楽の質を向上させなくてはならない。


この後、半年ほどかけて、森山開次さんが登場するコーナー「踊る内臓」の音楽を作っていく。ひびのこづえさんの内臓をモチーフにした衣装をまとった開次さんが即興で踊った映像に、僕が後から音楽を乗せる…という試み。それも、「音楽を聴きながら踊ったんじゃないの?」と思うほどのシンクロ度合いで(笑)。

映像をはじめとする視覚的要素に高い次元でシンクロする音楽を乗せることが、僕の真骨頂。長年、そんなことをやってきているので、お手のものだ(代表作ベアリング・グロッケンでは、また違ったスタイルで音楽を視覚的にみせている)。

後から音楽を作ったとは、到底思えない精密な完成度を心がけているが、仕上がった様子は、そんな制作の背景を感じさせないほど、愉快でチャーミングなものになっている。新年度の放送初日(3月31日月曜日)に放送される「心臓」は、その代表例といえるだろう。


きっと、すべてのタイプを並べてまとめてみたら、相当衝撃的で愉快なものに仕上がっているに違いない。先ごろ、本放送を前に一足早くNHK総合「生活ほっとモーニグ」で紹介された「心臓」は、既に「ある方」に大ウケらしく、ループ再生して楽しんでくださっているんだとか。なに? 誰がそんなに盛り上がっているかって? それは…もちろん、ナイショ(笑)。


さぁ、もうすぐお披露目だ! 難しいことはなにもない。見たままを楽しんでほしい。僕らスタッフの努力が結集して誕生した作品で、存分に遊んでもらいたい! もちろん、みんなで、ね(笑)。


放送日等、詳細はまた。
 

2008年03月18日

波瀾万丈物語

実に些細な出来事なのだろう。端から見れば。でも、僕にとって、2008年3月16日は、かなりの「波瀾万丈な一日」だった。
 
 

 
人知れず、あれこれ配慮して「少しでも穏やかに暮らせるように」工夫しているというのに…そのくらいの望みさえ、叶えられないのか? と思うほど、苦笑で表情が凍ってしまう出来事が続いた一日。本当に、よくぞここまで秀逸な物語を演出してくれたものだ。一体、誰の仕業?


いつかも書いた通り、すべての出来事は、自分の行いが生み出しているはず。だとすると、この物語の台本は、僕が書いていることになる。ということは、昨日の出来事は、僕の深層心理を表しているのか? 誤解を生まないためにも念のため書いておくが、仕事での些細なトラブルは、全く気にしていない。結果として、より内容が充実したんだから、むしろそのトラブルを歓迎するべき、と、作業をしながら感じていたほどだった。そしてまた、こうした難関が用意されていた現実を知って、僕は独り、心の中で、この仕事の大成功を確信した。優れたドラマには、こんなエピソードがつきものだから。僕は今、そんな壮大なドラマの中にいる、というわけだ。なんと幸福なことか!(笑)


問題は、その後の時間に起こった。まさかここで…。その予期せぬ出来事は、久しぶりに僕を混乱させた。


少なくとも、その場の直感では、その瞬間の僕にとっては、あまり望ましくない出来事だった。でも、不思議と、具体的な感情は湧いてこなったというのも事実。不思議だ。ただ目の前にある状況を眺めていただけ…それだけに過ぎなかった。

少し時間が経過したとき、もしかすると、今日の予期せぬ出来事は、僕に何かを考えさせるために用意されたものなんじゃないか? そう思うようになった。だからといって、特別何かをするわけじゃないけれど…。今まで通り、そっと、ひっそりと、誠実に暮らしていくだけ。


だけど…今頃、忘れかけていたものを思い出させてくれるなんて…。よりによって、こんな大切な時期に…。


人生は、なかなか、残酷で、そして同時に、愉快である。


ほら、やっぱり僕の人生は、波瀾万丈でエピソードには事欠かないじゃないかっ! 超一流の表現者達と肩を並べている証拠!?か?(笑) しかし問題は、このエピソードが個人的な内容すぎて、そのおかしみが周りに伝わらない、広まらないこと。そこが、超一流の皆様とは決定的に異なるところだ。まぁ、今の僕にとっては、せいぜいここで独り言をこぼすことくらいが、今の唯一のお慰め…といったところ(苦笑)。はぁ。


明日も早い。そしてとても大切な一日だ。心を落ち着かせて臨みたい。さらに、これまでで一番、楽しみたい!(笑)
 
 

2008年03月16日

POP宣言

長い道のりを経て「あぁ。やっぱり間違ってなかった」と、痛感している。


 思いは共有できて始めて喜びに変わる。


だから今、改めて宣言しよう。


POP!


それが僕の仕事だ。
 
 

2008年03月15日

春の足音

この何年かの間、満足いく仕事を終えたときだけだ。
心底ほっとした気持ちになれるのは。
 
 

 
3月13日未明、昨年末から取り組んできたNHK教育「からだであそぼ」の音源を、ようやく全て完成させた。一部、これから年間を通じて作り続けるコーナーもあるのだけれど、ひとまず、新年度からの放送に必要なものは一通りとり揃った。もうじき、初回のMAがある。全体が繋がったとき、どんな印象になるのか、本当に楽しみ。


それにしても、気づけば、番組の多くの部分で僕の音楽を使ってもらえることになった。その分、バリエーションとバランスをとるのに能力の限界を何度も感じたけれど、期待を寄せていただいたぶん、いつもどおり「全力」で応えるべく、日夜、作業に勤しんでいた。そしてようやく、大きな壁を乗り越えた。

自分を追い込む質は、きっと生まれたときからだろう。そのせいで、これまたいつもどおり、精根尽き果て…作曲してアレンジして演奏してミックスして…おまけに歌って独りでコーラスまで…相変わらずの「究極の独りよがり状態」だったから、それも当然か。でも、とにかく楽しく充実した日々だった。こうした日々が、永遠に続けばいいのに…なんて、少々センチメンタルな気分になってしまうほど、毎日毎日、苦しくも楽しい日々を過ごすことができた。僕に声をかけてくださった皆さんに心から感謝したい。ありがとうございます。


未明に音源の完成をみて、それから明けて翌朝、出来上がったCDを局へ発送するために表に出た。ずっとこもりっぱなしだったせいもあるのだろうけど、春も近づいたこのごろ、温かささえ感じる外の空気に、心洗われるようだった。

発送を済ませてから、そのまま散歩へ。近所の桜並木をぶらぶら…。つぼみが、だいぶ大きくなってきている。いつも春には、同じように散歩をしては季節を感じてみているのだけれど、その日の気分は、これまでとはずいぶん違っているように思えた。


嗚呼。この思いを、早く多くの人と共有したい。それが達成できてはじめて、この仕事が完成する。完成の時まで、あと少し。本当に、たくさんの人に、僕らのこの思いが届くことを祈ってやまない。


その瞬間をそっと待ちわびる。
独り、春の足音を聞きながら…。
 

2008年03月07日

休息

無理が祟ったのだろう。うがい、手洗い、防寒…食事にも気をつけていたけれど、流石に身体は…限界を超えていたようだ。突然の悪寒、くしゃみ…そして発熱、頭痛…。昨日よりはマシになったけれど、今日もまだフラフラ。「いい加減、身体を休めなさい」という、天使からの忠告だと思って、せめて今日くらいはゆっくりしようと思う。
 
 

 
まだまだ休んでいる場合じゃないんだけれど、僕にしては珍しく、気づくと今年は「休まないグセ」がついてしまったよう。何もしなくても良さそうな日でも、ちょこちょこ作業を続けたり、忙しいときは、猛烈な勢いで作業に集中…連日、気絶しそうになるまで、独り黙々と作業をこなしてきた。そんな状況を見て、きっと、未だ見ぬ天使がそっと魔法をかけてくれたんだろう。…といいながら、実は今日も、作業をすること間違いなし! そんな予感が、薄々している(苦笑)。


健康第一!


心身ともに満足なら何事もできるから、ね。去年まではよく風邪を引いていたけれど、それに比べたら、今年は相当、体調管理も上手くいったといえそう。新年度からは、風邪も引かない○鹿を目指して、さらなる体調管理に努めたい。
 

2008年03月01日

ひとひらの…。


本日もお招き頂いて、某所へ。ジョン・ケージ「龍安寺」の声明バージョン他をたっぷり堪能。内容、ステージの設え、演出を含めて見応え感じ応えのある公演だった。色々な意味で「充実した時間」を過ごすことができた。丁度、少し声明にも関連するような案件を進めているので、今日、お招き頂けたのは、非常にいいタイミングだった。嬉しい! ありがとう!


写真は、ケージのCDと、今夜の公演中に僕の元に舞い降りてきた花びら? はらりはらりと3枚も、僕に吸い寄せられるようにやってくるなんて…春はもうすぐそこまで来ている?ということなのかな? そんな現実は全く訪れそうにないけれど(泣)。


ここで一句、詠みたいところだが…そんな嗜みは、僕にはなかった(苦笑)。
 
 

 
それにしても…このところ、やることが多すぎて…。明け方、気絶するように眠りに就く毎日…嗚呼。

流石にプレッシャーがのしかかってきているのか、(無駄に)自慢のスベスベお肌にも影響が出始めている(普段は見えない場所に)。いつかのときもそうだった。気にしていないようでいても、身体は正直に反応してしまうようだ。


早く、春が来てほしい。暖かくなれば、少しは気持ちも落ち着くはずだから。