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波、止む。

展示、終了。

無事に終えられたことは何よりだが、手応えが全く感じられないままだった。一体、これは誰かのためになったのか?——そんなことばかりが、頭をよぎる。

 

 
そんな僕の気持ちを察してか、撤収の合間には、スタッフから労いの声を頂く。誰よりも会場にずっといる人たちに気に入ってもらえたことは、確かに喜ばしいことだ。やった甲斐があった…のかもしれない。

ただ…それだけでは駄目なことくらい、充分過ぎるくらい自覚している。そして、様々な局面で、作家としての自分の立ち位置、扱われ方を「改めて」痛いほど知らしめられた。その事実が、つまりは、総合的な意味での自分の実力を映し出していると言える。

ここから抜け出さなければいけない。一刻も早く。だが、全てが揃わなければ、それは達成されない。まだまだ足りないものだらけだ。