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    <title>川瀬浩介　生きる。</title>
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    <updated>2012-05-15T06:50:50Z</updated>
    <subtitle>或る作曲家の営み</subtitle>
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    <title>川瀬浩介スタジオ　2012年5月18日　横浜にオープン</title>
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    <published>2012-05-15T06:11:02Z</published>
    <updated>2012-05-15T06:50:50Z</updated>
    
    <summary> 　 2012年5月、横浜に「川瀬浩介スタジオ横浜」を構えることになりました。 ...</summary>
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        <name>川瀬浩介</name>
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            <category term="告知（お知らせ）" />
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.kawasekohske.info/blog/">
        <![CDATA[<a href="http://instagr.am/p/KfgmlqLcjb/" target="_blank"><img src="http://distilleryimage3.s3.amazonaws.com/af6fa04e9b8211e192e91231381b3d7a_7.jpg" width="240" height="240" /></a>
　
2012年5月、横浜に「<strong>川瀬浩介スタジオ横浜</strong>」を構えることになりました。
　
　

]]>
        <![CDATA[　かつて横浜トリエンナーレのメイン会場としても使われた「新港ピア」が巨大なシェアスタジオ＝「ハンマーヘッドスタジオ　新・港区」としてクリエイターに貸し出されることとなり、その一角の２０平米ほどのスペースを借り受けます。

　ここでは主に、これまでデビューから10年の間に手がけてきた仕事を紹介し<strong>「川瀬浩介とは何か？」</strong>を探る場として機能させていく計画です。

　音楽家としてキャリアをスタートさせ、その後、美術の領域でも活動を行ってきました。この10年、CMやTVなどの商業音楽の作曲から、音、光、映像、写真…などを素材とする自身のための作品…さらには、ダンサー、建築家、企業など異分野とのコラボレーションなど、<strong>無指向性</strong>と言わんばかりの活動を続けてきました。つまりこれまでの10年は、<strong>「色とりどりの無数の点＝無限の可能性」</strong>を置いてきたに過ぎません。いわば<strong>「大いなる準備期間」</strong>だったとも捉えられます。これからは、<strong>「その点と点をつなげ次のステージへ向かう試み」</strong>が必要と考え、ここに場所を構えることを決めました。
　
　
　そのために必要なものは、<strong>「新しい出逢い」</strong>です。それも運命的な次元の。
　
　
　オープン当初には、2002年のデビュー作である音と光のインスタレーション<strong>《<a href="http://goo.gl/dteb6" target="_blank">Long Autumn Sweet Thing</a>》</strong>、工業製品＝ベアリング（軸受）に内蔵されている鉄球を用いて独自に開発した鉄琴（グロッケン）を自動演奏させる<strong>《<a href="http://www.bearings-glocken.jp/" target="_blank">ベアリング・グロッケン II</a>》</strong>（第13回文化庁メディア芸術祭 アート部門 審査委員会推薦作品）他、ダンス、映像作品のために作曲した音楽のアーカイヴなどを展示します。

　シェアスタジオという性格上、常時、一般公開される場所ではございません。また、私も常駐してはおりませんので、ご見学、ご面会を希望される場合は、事前にご一報ください。
　ご連絡は、下記、<strong>川瀬浩介公式サイトよりEメール</strong>にてお問合せいただくか、<strong>川瀬浩介スタジオ公式ツィッター</strong>、<strong>川瀬浩介オフィシャルfacebook</strong>よりお願いいたします。

<a href="http://www.kawasekohske.info/jp/contact/" target="_blank">http://www.kawasekohske.info/jp/contact/</a>
<a href="http://twitter.com/KAWASE_STUDIO" target="_blank">http://twitter.com/KAWASE_STUDIO</a>
<a href="http://www.facebook.com/kawaseofficial" target="_blank">http://www.facebook.com/kawaseofficial</a>
　
　
　将来的には、ワークショップやゲストを招いてのアーティストトークの実施、<strong>自身の音楽作品や作品アーカイヴの出版機能</strong>の設立、新表現の研究開発や異分野との恊働の可能性を探る場としても発展させていくことも視野にいれながら運営していきます。
　
　<strong>ここで何ができるか、これから何が起こるかはわかりません。<strong>たった一つ、言えることは、今、再び、新たな小さな一歩を踏み出すということだけです。</strong></strong>
　
　川瀬浩介本人とその仕事に出逢い、見えない明日を創造し、これからのお互いの未来を見つめる場所となるよう、育てていくことを夢見ています。
　
　
　最後に、直近のお知らせで恐縮ですが、来る5月18日（金）、19日（土）に、オープニングパーティおよびオープンスタジオが行われます。両日に限り、事前のご連絡なしにご覧いただけます。皆様お誘い合わせの上、ご来場ください。
ハンマーヘッドスタジオ内 <strong>川瀬浩介スタジオ横浜は、下記PDF二ページ目にある「A6」です。</strong>
<a href="http://www.bankart1929.com/news/pdf/shinminatoku.pdf" target="_blank">http://www.bankart1929.com/news/pdf/shinminatoku.pdf</a>


<strong>ハンマーヘッドスタジオ　新・港区　
オープニングパーティ／オープンスタジオのお知らせ</strong>
<strong>
■オープニングパーティ</strong>　
2012年5月18日（金）18:30-20:00（参加費 500円　ケータリング付き）

<strong>■オープンスタジオ</strong>
2012年5月19日（土）13:00-18:00 （入場無料）【注】川瀬浩介スタジオは16:00まで

場所：ハンマーヘッドスタジオ　新・港区（新名称）
住所：横浜市中区新港2-5　新港ピア
電話：045-228-8212　090-6598-5874（新・港区 受付）
交通：横浜みなとみらい線　馬車道駅　6番出口[赤れんが倉庫口]　 
　　　万国橋・ワールドポーターズ方面へ新港ふ頭まで直進　徒歩約10分
地図：<a href="http://g.co/maps/4hxng" target="_blank">http://g.co/maps/4hxng</a>
道順：<a href="http://g.co/maps/abwc9" target="_blank">http://g.co/maps/abwc9</a>　（馬車道駅からの徒歩ルート）


<strong>川瀬浩介</strong>（かわせこうすけ）1970年 京都生まれ　東京育ち　作曲家・美術家
02年より、光や映像、音を用いたアート作品の制作を開始。08年、BankART1929 Yokohamaで開催された「心ある機械たち」では、ベアリングの球が鉄琴を自動演奏する楽器《ベアリング・グロッケン》を出展し好評を博す。09年には、その進化型である《ベアリング・グロッケン II》を発表。同作品は、第13回文化庁メディア芸術祭、アート部門・審査委員会推薦作品に選出された。またNHK教育「からだであそぼ（08年度）」「あさだ！からだ！（09年度）」の音楽を一部担当するなど（森山開次《踊る内臓》他）、表現形態を問わず「間口が広く奥行きのあるもの」を追求している。
<a href="http://www.kawasekohske.info/" target="_blank">http://www.kawasekohske.info/</a>
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    <title>LIVE BONE in MAPS @ 箱根彫刻の森美術館</title>
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    <published>2012-04-27T13:51:16Z</published>
    <updated>2012-04-27T14:57:28Z</updated>
    
    <summary>2010年師走、森山開次個展「ハコ・ヒト・ハコ†踊り｜空間｜映像†」のダンスパフ...</summary>
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        <name>川瀬浩介</name>
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    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.kawasekohske.info/blog/">
        <![CDATA[2010年師走、森山開次個展「ハコ・ヒト・ハコ～踊り｜空間｜映像～」のダンスパフォーマンス・イベントとして誕生した《LIVE BONE》。骨をキーイメージとし、コミカルな要素を取り入れながらも生命の尊さをテーマにした作品が、フジテレビKIDSが立ち上げる、移動チルドレン・ミュージアム「MAPS（マップス - Moving Art Performance Space）」のオープニング公演のひとつとして上演されることになりました。会場は、自然豊かなアート空間・箱根彫刻の森美術館。これまでの上演とはひと味違った演出も予定されています。大人から子供まで、世代性別国籍問わず、楽しんで頂ける作品です。ご期待下さい！

<strong>《森山開次のダンス・シアター「LIVE BONE」》</strong>

　ダンス・振付：森山開次
　衣装：ひびのこづえ
　音楽：川瀬浩介

【公式情報】<a href="http://blog.fujitvkidsclub.jp/archives/002580.html" target="_blank">フジテレビKIDSクラブ 公式サイト「けいじばん」</a>

【日時】5月3日（木・祝）　(1) 11：00　(2) 14：00　二回公演
【会場】箱根彫刻の森美術館 （〒250-0493 神奈川県足柄下郡箱根町二ノ平 1121）
【料金】ご観覧には、彫刻の森 美術館への入館料が必要です。　<a href="http://www.hakone-oam.or.jp/museum/annai_riyou.html" target="_blank">箱根彫刻の森美術館 公式サイト「入館料一覧」</a>
【アクセス】
［電車］小田原駅→箱根湯本駅→箱根登山鉄道「彫刻の森」駅下車、徒歩2分
［バス］小田原駅→箱根湯本駅→箱根登山バス、伊豆箱根バス「二の平入口」下車、徒歩5分
　　　　箱根登山観光施設めぐりバス「彫刻の森美術館」下車
【地図】<a href="http://www.hakone-oam.or.jp/museum/annai_koutsu.html" target="_blank">箱根彫刻の森美術館 公式サイト「交通のご案内」</a>
【主催】彫刻の森美術館／フジテレビKIDS

<strong>追記）当日、道路、交通機関は大変込み合うことが予想されます。お時間に余裕をもってご来場ください。</strong>
　]]>
        
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    <title>《光の音色〜a tone of light》高松・栗林公園</title>
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    <published>2012-04-07T06:03:51Z</published>
    <updated>2012-04-07T09:06:01Z</updated>
    
    <summary>香川県高松市にある特別名勝 栗林公園にて開催される「春のライトアップ」にて、川瀬...</summary>
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        <name>川瀬浩介</name>
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        <![CDATA[香川県高松市にある特別名勝 栗林公園にて開催される「春のライトアップ」にて、川瀬浩介作品《光の音色〜a tone of light》を発表します。
　
■会期：4月７日（土）〜16日（月）
■点灯時間：18:00〜21:00（入園は20:30まで）
■ライトアップ入園料：大人400円　小・中学生170円
■栗林公園　春のライトアップ　詳細　<a href="http://goo.gl/NqfmX" target="_blank">春のライトアップ開催日決定！｜栗林公園</a>
　
<a href="http://www.flickr.com/photos/kawase/sets/72157629758112137/with/7039281361/" target="_blank" title="《光の音色〜a tone of light》in progress 高松・栗林公園 by KAWASE Kohske official, on Flickr"><img src="http://farm8.staticflickr.com/7207/7039285517_93a1b8d8db_m.jpg" width="240" height="240" alt="《光の音色〜a tone of light》in progress 高松・栗林公園"></a>
　
■作品について

川瀬浩介《光の音色》2012

音と光によるアンサンブル作品。過去から現在、そして未来へと続く悠久の時の流れと、儚くも雄大な自然の営みを表現した５分間の物語を奏でていく。音に耳を澄ませ、光をそっと見つめる。そして、これまでのこと、これからのことに想いを馳せてみる──そのとき、この《光の音色》は、望む未来へ向かおうとする勇気や希望のように、この宙に高らかと響き渡ることだろう。

KAWASE Kohske "a tone of light" 2012

This is an installation art work for music and light. It represents everlasting time changing and the life of magnificent nature as 5 minutes long story. Listen to the music carefully and gaze the light quietly. And, think fondly about the things from the past to the present and the future. Then, this "a tone of light" would be echoing as courage and hope for seeing the brighter future in this universe.


作品が最も美しい音色を放つのは、19時以降の時間帯です。18時ごろから入園され、特別名勝・栗林公園を散策し、その豊かさ、桜をはじめとする木々の彩りをご堪能いただいてから、作品をご覧頂ければ光栄です。

また、園内の「鴨池」「西湖」にある桜を彩るための楽曲も今回、提供しています。こちらも併せてお楽しみ下さい。
　 
　
制作協力：合資会社ソニック　株式会社フィール
　]]>
        
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    <title>未だ見ぬ希望の星たちへの約束 2012</title>
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    <published>2012-01-02T15:13:10Z</published>
    <updated>2012-01-02T15:39:18Z</updated>
    
    <summary> 　 　 　自分にとっても世界にとっても、激動の一年が終わり、ようやく新しい年を...</summary>
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        <name>川瀬浩介</name>
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            <category term="生きる。（日記）" />
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.kawasekohske.info/blog/">
        <![CDATA[<a href="http://www.flickr.com/photos/kawase/6545806369/lightbox/" title="Mt. Fuji from Tokyo Bay #3 by KAWASE Kohske official, on Flickr" target="_blank"><img src="http://farm8.staticflickr.com/7021/6545806369_d6483ce582_m.jpg" width="160" height="240" alt="Mt. Fuji from Tokyo Bay #3"></a>
　
　
　自分にとっても世界にとっても、激動の一年が終わり、ようやく新しい年を迎えた。暦が更新されたからといって、映画のシーンが切り替わるように、目の前の現実に劇的な変化がもたらされるわけではない。けれど、唯一、変えられるものがあるはずだ。それは、自分の内側に。こうして自らの内面を再び見つめ直すのは、辛く恐ろしい作業になることは承知している。しかしながら、己の再生のため、自分へ向けた期待と希望を込めて、2011年を振り返りながら、新年へ、そして未来へ向けた想いを改めて綴ってみたい。
　
　]]>
        　
　2011年…。苦しい時間だった。一体何が起っているのか？　一年を通じて、わからないままだったような気がする。あまりの厳しい現実に、目を背けてきたのかもしれない。当時は、そうやってどこかに逃げ込むしか方法が見つからなかったのだろう。今になって、その姿勢が間違っていたとつくづく思う。

　あまりに過酷な現実を共有した今、ふと思う。人には、忘却という優れた能力が備わっているということを。もしも全ての出来事を忘れ去ることができるのなら、どれだけ幸福だろう。しかし、本当の痛みをしってしまったとき、そんなことが可能なのだろうか？　

　あの日以来、あたりが見えなくなって、呆然と独り、同じ場所に留まっていたとき、ずいぶん昔に知ったことを思い出した──誰かの苦しみを、その誰かと全く同じように感じることができるなら…。どれだけ想像をしても、相手の痛みには届かない。想像の領域を越えられない──本当の痛みの前では何もできないことを知った、あのときの絶望を、ぼんやりと、再び思い浮かべていた。

　「背負い続けられるのか？」　その問いに、僕は当時、完全に敗北した。

　今年の自分はどうだったのか？　当時感じたことを含め、たったひとつのことをずっと考え続けていた。どうしたら、光が射し込むのか？　そればかりを追い求めていた。結局、その当時から、そして今も答えには巡り会えないままだ。恐らく、一生を賭して考え続けていくのだろう。

　そしてもうひとつ、よく思い出していた言葉がある。苦しいとき、よりどころにしているものだ。


　『人間のからだはよく出来ていて、
　顔は「前」についているし、からだが向く方向も
　やっぱり「まえ」なんだと思います。

　もちろん、うしろがあってのまえだけど。
　そんな事を考えていました。』

（以上、TK氏より頂いたメールより原文のまま）


　もう10年前のことだったか、哀しみに暮れる僕に、友人がそっと寄せてくれた言葉だ。

　そう、後ろがあるからこそ前がある…全ての事象は連なり、今を生み出している。そして人は、前に進むようにできている。だって、前に進んだ方が簡単じゃないか！　失ったものの大きさに打ちひしがれ、そんな当たり前のことでさえ、思い出せなくなっていた一年だった。


　2011年…。目撃したこと、実際に体験したこと、不意に身に降り掛かったこと…本当に様々な出来事があった。もしも許されるのなら、愉快だったことだけ残して、他は忘れ去りたい…そう思っていた頃もあった。しかし、その時期を越えて、今は全く逆の考え方に辿り着いている。

　これから、たとえどれだけ時間を費やそうとも、あの苦しかった日々を乗り越えたという歴史を刻んでいかなくちゃいけない。だから、楽しかったことだけ覚えていようだなんて、もう思わない。今度こそ、すべての出来事を背負って生きていく。それがどういうことなのかは、未だわからないままだけれど…。

　先人達は、僕らと同様に、沢山の過ちを犯してきた。それでも屈せず、「今」をつないできてくれた。こうしてまだ心と身体があるかぎり、ここで立ち止まっているわけにはいかない。本当に待ち望んだ明日を迎えるために、前進しなくてはいけない。未来は、僕たちだけのものじゃない。未だ見ぬ我らの希望の星たちへ、きちんと届けないといけない。

　こんな僕に、一体何ができるだろうか？　それはきっと、そっと役目を終えるときにわかることなのだろう。その瞬間まで、与えられた使命に全力で挑もう！　いつだって、僕が唯一約束できることは、それしかないのだから。

2012年1月2日
川瀬浩介

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    <title>Shine Your Star〜光を灯して</title>
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    <published>2011-12-06T07:45:32Z</published>
    <updated>2011-12-06T08:08:03Z</updated>
    
    <summary> 　 　 　厄年…。 　もう、残すところ１０日ほどで大厄を終える。 　この１年、...</summary>
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        <name>川瀬浩介</name>
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    </author>
            <category term="生きる。（日記）" />
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.kawasekohske.info/blog/">
        <![CDATA[<a href="http://instagr.am/p/VwUib/" target="_blank"><img src="http://distilleryimage3.s3.amazonaws.com/e74b041c173a11e19896123138142014_7.jpg" width="180" height="180" /></a>
　
　
　厄年…。
　もう、残すところ１０日ほどで大厄を終える。
　この１年、本当に苦しい時間だった。


　始まりは、年明け早々にやってきた。原因不明の体調不良──理屈で考えれば、原因は自明。ここ数年に渡る過労と重なる壮絶なプレッシャーが、僕の身体に予想以上の負荷をかけていたからだ。前年（前厄）も過酷な一年で、激しく体調を崩すことが頻繁に起った。その余波が、今年開けた途端に現れたということだろう。

　だが、それだけでは済まなかった。
　
　]]>
        <![CDATA[　実質、自分の身に大変なことが降り掛かり始めたのは、５月末から今日までの半年の間。その間に、次々と体調不良に見舞われていった。より確かな未来をつかむために、と、昨年から気がかりだった（演奏に若干の支障を来していたため）、左手薬指の中にできた腫瘍切除の手術も行って以降、脚の痺れ、皮膚のトラブル、そして最後は、右胸に激痛を伴う小さなシコリが見つかり、１０月末、今年二度目の手術を受けた（幸いにも、いずれも経過は良好）。

　身の回りのことで言えば、夏には、高齢ながらこれまで健康そのものだった母に、突然の身体的トラブル（一時的なもので既に回復）が起こったり、信頼を寄せていた方から自分の言動に対して不信を抱かれたり…そんなことが重なり、発表予定だった作品の準備は混乱を極めていくなど、目の前に現れる現実に対処できなくなっていった。

　心と身体は表裏一体。どちらかがバランスを崩すと、全てに影響を及ぼしていく。お陰で、完全に心が蝕まれてしまった。気付くと僕の心の中に、起るはずもない余計な不安を無限大に募らせてしまっていることに気づいた。あたりを見渡す余裕がなくなり、完全にひとりぼっちになってしまった。この自らの乱心ぶりが、様々なことをダメにしてしまった。

　しかし、それを過ぎて今、考えてみたことがある。


　結局、己の魂が望んでいた通りになったんじゃないか？　と…。


　言語を手に入れた我々は、とかく、頭＝理屈で考えがちになる。同時に人は、心＝情も備えてしまった。
　それらが、魂の叫びに蓋をして、本来欲しているものに抗う。

　だからこそ、ある出来事に直面したとき想い通りに行かないがゆえ、それを苦難に感じてしまうのではないかと、この半年の出来事を振り返って結論した。

　かすかに残る記憶の断片が、ときおりフラッシュバックして、僕に何かを問いかける。冷静に見つめ直すと、直感というのか、その瞬間、実はわずかでも疑問に思っていたことを、理屈や情、責任や損得勘定によって、見つめないように妨げていたのではないか？　魂と心のねじれが、自ら混乱を招いているのではないか？　と…。確かに、思い当たる節がある。

　今になってわかったことだが、この半年、何度も何度も、あらゆる事象に対して試され続けてきたようだ。

己の魂が

　「進むべき道はそこじゃないぞ」

と制しているのに、

　「何言ってるんだよ！　あっちに明るい未来が見えるじゃないか！」

そうやって、抗い続けていたのかもしれない。

　心の乱れが、魂からの忠告に耳を傾けられずにいた。独り閉じこもって、自分だけの判断で乗り切ろうと頑なになってしまった。己の魂からの問いかけだけじゃない。大切な人が全力で放っていた魂の叫びも聞き逃してしまった──それが今年、自分が犯した最大の過ち。

　抗って、前に進んでいたとしても、そこには求めた未来があったはずだ。それだけは確信している。しかし、あのまま前進していたら、きっとまたいつか、己の魂が問いかけてきて、自らを混乱させていたに違いない。自分だけならどうなってもいい。周りにもっと深い傷を負わせてしまってからでは手遅れになってしまう。あらゆる扉が、僕が気付くよりも先に閉じられてしまったのは、みんな、とっくにそうなることを知っていたに違いない。

　「これで、よかったんだ。」

　困難に直面して、望む方向へ進めなかったとき、僕はいつもこう感じる──先祖の加護のもとにある。

　期待に胸を膨らませて乗り込んだ列車も、到着した先に想い描いた未来が約束されているわけじゃない。道中は楽しい出来事ばかりかもしれないけれど、行く末に、僕の脆い心が再び押しつぶされてしまいそうな困難が待ち受けているのだとしたら、この列車からは下りた方がいい──今年もきっと、誰かが僕を守ってくれていたんだろう。
　
　
<a href="http://instagr.am/p/Wl4TZ/" target="_blank"><img src="http://distilleryimage9.s3.amazonaws.com/c040bb821b2211e1abb01231381b65e3_7.jpg" width="180" height="180" /></a>　<a href="http://instagr.am/p/Wl7zX/" target="_blank" ><img src="http://distilleryimage3.s3.amazonaws.com/2a83c13c1b2411e19e4a12313813ffc0_7.jpg" width="180" height="180" /></a>
　
　
　先日、小さい頃よく面倒を見てもらった叔父と叔母の墓前に向かい、そんなことを思い返していた。

　「教えてもらったことを、すっかり忘れていたよ。手遅れになってしまったことは沢山あるけれど、きっとこれで、よかったんだよね」

　そんなことを墓前に報告して帰ろうとしたとき、疾風と共に、沢山の落ち葉が大きな螺旋を描きながら、僕の周りに舞い降りてきた。彼らが応えを返してくれた…そんな気がした。
　
　
<a href="http://instagr.am/p/WKohF/" target="_blank"><img src="http://distilleryimage5.s3.amazonaws.com/8f169f50190511e1a87612313804ec91_7.jpg" width="180" height="180" /></a>
　
　
　今年は、歴史的にみても大きな出来事がおきて、誰もが心を痛めていたはず。僕自身もそれが自分の身に降り掛かった様々な出来事とリンクしているような錯覚に陥ってしまった。自分の魂の在処について、考えさせられる日々だった。暗くて深い、全く光りが射し込むことのない、どこまでも続くような、永遠の闇の中にひとりいるようだった。

　でも今は、未だその闇の中に立ち尽くしながらも、一歩前に踏み出して、あたりを見渡している。そろそろ一筋の光が射し込んでくる…そんな時季に近づいているような予感があるから。


　魂の叫びが聞こえる。


　僕自身、今もはっきりとは聞こえてこないけれど、どんなときも直感を信じよう──理屈や都合のいい言い訳を見繕って、進むべき方向を見誤らないこと──それさえ守り通せれば、厄年はもちろん、あらゆる不安は消え去る。そんな当たり前のことに気づかせてくれるために、この一年という時間が必要だったんだと、今はそう思えている。

　心を開いて、世界を広く見渡す。そうすれば、自ずと、必要なものが見えてくる。

　確かこれまでもそうしてきたつもりだったけれど…厄年という見えない脅威にすっかり支配され、己を亡くしてしまっていた。


　また止まない不安に襲われたら、今日のことを思い返そう。ここまでたどり着くまでに、多くの人を巻き込み、散々迷惑をかけたことも、そして同時に沢山の優しさと思いやりを受けたことも、決して忘れてはならない。左手の薬指に残るこの手術の痕は、きっと、この長い苦悩の時間を過ごしたことを忘れないように、その証として深く刻まれているのだろう。
　
　
<a href="http://instagr.am/p/V60GB/" target="_blank">
<img src="http://distilleryimage9.s3.amazonaws.com/e0c8561817f711e180c9123138016265_7.jpg" width="180" height="180" /></a>
　
　
　最大級の自戒の念と、無限の感謝の気持ちを抱きながら、音楽を奏でていきたい。これから生まれる全ての旋律は、波乱の今年を過ごしたこの心と身体と、あるべき姿を知らせてくれた己の魂の叫びと…そして、病を負いながらも再生した、この傷ついた指から奏でられていくのだから。


　より豊かに、より艶やかに、もっと強く、もっと激しく…。


　デビューのときに胸に抱いた通りの音色が、ようやく奏でられるときがやってきそうだ。

　
　あなたの心に眠る感動を呼び覚ますこと…


　その使命を果たす準備が、今、ようやく整ったのかもしれない。

　
　
　2011年12月6日

　川瀬浩介
　



　追伸
　未来への希望を込めて、今年一番、思い出深い曲を。
　"Shine Your Star〜光を灯して” Music from the performance "TamaRivers" that was performed at FUTAKOTAMAGAWA Rise, in May, 2011

<object height="81" width="100%"> <param name="movie" value="https://player.soundcloud.com/player.swf?url=http%3A%2F%2Fapi.soundcloud.com%2Ftracks%2F18597629&amp;show_comments=true&amp;auto_play=false&amp;color=ff7700"></param> <param name="allowscriptaccess" value="always"></param> <embed allowscriptaccess="always" height="81" src="https://player.soundcloud.com/player.swf?url=http%3A%2F%2Fapi.soundcloud.com%2Ftracks%2F18597629&amp;show_comments=true&amp;auto_play=false&amp;color=ff7700" type="application/x-shockwave-flash" width="100%"></embed> </object>   <span><a href="http://soundcloud.com/kawasekohske/06-shine-your-star">06 Shine Your Star〜光を灯して</a> by <a href="http://soundcloud.com/kawasekohske">KAWASE Kohske</a></span>
　
　
<a href="http://instagr.am/p/Vj2gJ/" target="_blank"><img src="http://distilleryimage1.s3.amazonaws.com/e980077c167d11e180c9123138016265_7.jpg" width="180" height="180" /></a>
　
　]]>
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    <title>ひびのこづえ×森山開次×川瀬浩介 『LIVE BONE』2011 in Mito</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.kawasekohske.info/blog/2011/10/_live_bone2011_in_mito.html" />
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    <published>2011-10-06T14:41:24Z</published>
    <updated>2011-10-06T16:04:11Z</updated>
    
    <summary> ひびのこづえ×森山開次×川瀬浩介《LIVE BONE》†2011春 in Sp...</summary>
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        <name>川瀬浩介</name>
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            <category term="作品（仕事の紹介）" />
            <category term="告知（お知らせ）" />
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.kawasekohske.info/blog/">
        <![CDATA[<img src="http://www.kawasekohske.info/blog/images/LIVE_BONE_2011_in_SPIRAL_01.jpg" width="120" height="180" />
ひびのこづえ×森山開次×川瀬浩介《LIVE BONE》 2011春 in Spiral　Photo：田島一也

　来る10月10日（月・祝）＝体育の日、<strong>ひびのこづえ×森山開次×川瀬浩介</strong>によるダンス・パフォーマンス作品<strong>《LIVE BONE》</strong>を、水戸芸術館で披露することになった。去る4月に行った、<a href="http://www.kawasekohske.info/blog/2011/04/live_bone_2011_in_spiral.html" target="_blank">東日本大震災復興支援チャリティー・イベント「アートのちから」展＠スパイラル</a>以来の上演となる。

　ここをご覧の皆さんなら、先の震災の影響で、茨城県、水戸市はもちろん、水戸芸術館にも甚大な被害があったことはご存知のことだろう。この夏から始まった<a href="http://arttowermito.or.jp/gallery/gallery02.html?id=120" target="_blank">「CAFE in Mito 2011 ― かかわりの色いろ」</a>は、活動再開となる同館での最初の展覧会。関わる全てのもの達が特別な思いで取り組んでいるこの機会に、再び《LIVE BONE》を必要とされたことへの感謝の気持ちを抱くと同時に、この作品がテーマに掲げる「命やかけがえのないものの尊さ」、そして「希望」を届けるための使命に燃えながら、開催目前の今、相変わらず全力を投じて準備を進めている…と言いたいところなのだが、ここ数年の無理が一気に押し寄せてきているのか──大厄の今年でもあるし──万全とは言えない調子が続く中、より整理された内容にすべく、コツコツ調整を行っている。その成果が披露されるまで、あと少し。

　今回の《LIVE BONE》は、水戸芸術館の広場で行われる（雨天の場合は屋内会場に変更）。<a href="http://www.jma.go.jp/jp/week/314.html" target="_blank">天気予報もまずまず</a>のようなので、初めての屋外での上演、是非、多くの皆さんに見届けてもらいたい。あの日以来、唯一変わらない、この美しい大空に向けて…みんなの想いがとどきますように！

川瀬浩介　2011年10月6日


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<strong>ひびのこづえ×森山開次×川瀬浩介</strong>
<strong>パフォーマンス『LIVE BONE』2011 in Mito</strong>

ダンサーの森山開次が、コスチューム・アーティストひびのこづえによる内臓や骨をモチーフにした衣装をまといながら、川瀬浩介の音に合わせて踊ります。人の体や心をテーマにした、ユーモアたっぷりの楽しいパフォーマンスです。

日時：2011年10月10日（月・祝）　14：00～14:30
会場：水戸芸術館広場　＊雨天時は館内会場に変更
＊ 観覧無料

■ <a href="http://arttowermito.or.jp/" target="_blank">水戸芸術館公式サイト</a>
■ <a href="http://arttowermito.or.jp/service/service01d.html" target="_blank">水戸芸術館　アクセスマップ</a>
■ <a href="http://arttowermito.or.jp/gallery/gallery02.html?id=120" target="_blank">CAFE in Mito 2011―かかわりの色いろ</a>

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    <title>Muse The Chemistry @「KAITEKIのかたち」展</title>
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    <published>2011-07-20T12:23:05Z</published>
    <updated>2011-08-06T22:36:14Z</updated>
    
    <summary> 　 　2011年7月29日〜31日、「KAITEKIのかたち」〜アートと技術の...</summary>
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        <![CDATA[<a href="http://www.flickr.com/photos/kawase/5952221568/" title="&quot;Muse The Chemistry&quot; Key Image by KAWASE Kohske official, on Flickr"><img src="http://farm7.static.flickr.com/6127/5952221568_0289af1756_m.jpg" width="240" height="240" alt="&quot;Muse The Chemistry&quot; Key Image" target="_blank"></a>
　
　2011年7月29日〜31日、「KAITEKIのかたち」〜アートと技術の化学反応〜と題された展覧会に参加する。新作の名は《Muse The Chemistry》。
　
　昨年末から制作を進め、今日までの間、色々なことがあった。誰もが知る「あの日」の出来事はもちろん、個人的にも…。その期間に考え、感じた全てのことが詰まった作品に仕上がることだろう。
　
　]]>
        <![CDATA[　
　「仕上がることだろう」と、無責任ともとれる発言をしているのは他でもない。今回の作品は、実際に展示してみないと、どうなるのかわからない構成となっているのである——音楽と化学反応（<a href="http://bit.ly/lHTTlN" target="_blank">BZ反応</a>）のアンサンブル。

　アンサンブルといっても、各々が完全に同期するシステムを採用しているわけではない。これまでの僕であれば、そうした「人為的なスペクタクル」を追い求め、「確実に期待できるカタルシス」を再現していたであろう。しかし今回の作品は、そういうものにはしたくなかった。それは「あの日」の出来事が大きく影響していることは言うまでもないが、それ以前に、着想し始めたときに覚えた「化学のダイナミズムとは何か？」について、考察を深めたからに他ならない。

　人は、サイエンスやテクノロジーを開発し、あらゆる事象を生み出してきた。それを証明するものは、「無限」を覚えるほど、数限りなく作り出された製品や技術の応用方法を提示することではないはずだ。それらの根本となる「化学変化そのもの」こそ「化学のダイナミズム」、もしくは「化学のロマンティシズム」の象徴と言えるのではなかろうか？
 
　「化学のダイナミズム」——それは果たして、人為的に生み出せるものだろうか？——異なる物質どうしを掛け合わせ生まれる新たな存在——その誕生の過程には、我々の手が及ばない、何か見えない大きな力による舵取りが行われているはず——ならば、設えるのは「奇跡の瞬間」を呼び起こすための環境だけでいい——自ずと、望む結果へと導かれる——その環境は、同時に、美しくなければならない——穏やかで心地よい時間を来場される皆さんに感じてもらわなければならない——そのために、自ら綴る音楽がそこにある——。こんな妄想じみたストーリーが、徐々に僕の心の中を支配していった。

　あらゆる「偶然」も、それが起きるに至った細かい条件を一つ一つ検証していけば、何らかの法則に則り導かれたもの…と解釈できるのかもしれない。しかし、少なくとも僕自身は、約束されていなかった「あるとき」を、まさかこの瞬間に迎えられたという事実を、「奇跡」として捉えたい。

　あるとき、ある街で、見知らぬ二人が偶然巡り会う——この作品で提示される、お互いに自律し展開していく音楽と化学反応は、そんな「未だ見ぬ二人」を表象する存在とも言えるだろう。ときに寄り添い、ときに離ればなれとなり、いつかまた再び巡り会う…。この、偶然が生み出す物語は、そんなロマンティックなクライマックスへと誘われるに違いない。

　こうした祈りにも似た思いを、この作品に託し《Muse The Chemistry》と命名した。果たして今、化学の女神は、あなたに微笑みかけるだろうか？

　作品発表にあたり、どうお知らせするべきか？　考えた結果、手紙を記すことにした。ぜひ一読いただき、ご来場願えれば幸いである。

　
　<a href="http://bit.ly/Letter_MTC" target="_blank"><strong>Muse The Chemistryからの手紙</strong></a>（PDF）

　
<strong>【開催情報】</strong>
会期：2011年7月29日〜31日　11:00〜20:00（29日は17:00まで）入場無料
会場：スパイラルガーデン（スパイラル１F）
<a href="http://maps.google.co.jp/maps?q=%E6%9D%B1%E4%BA%AC%E9%83%BD%E6%B8%AF%E5%8C%BA%E5%8D%97%E9%9D%92%E5%B1%B15-6-23&hl=ja&ie=UTF8&safe=off&gl=jp&z=16&brcurrent=3,0x60188b600885a959:0xb28cd1339ae55c84,0,0x60188b600eedd367:0x7562cb9f79712a09" target="_blank">東京都港区南青山5-6-23</a>（Google Mapリンク）
東京メトロ千代田線・銀座線・半蔵門線「表参道駅」B1・B3出口すぐ
お問合せ 03-3498-1171（スパイラル代表）<a href="http://www.spiral.co.jp" target="_blank">www.spiral.co.jp</a>
主催：株式会社 地球快適化インスティテュート
共催：株式会社 三菱ケミカルホールディングス
プロデューサー：赤池 学（ユニバーサルデザイン総合研究所 所長）
会場構成：谷尻誠（SUPPOSE DISIGN OFFICE）
企画制作：スパイラル／株式会社ワコールアートセンター

<a href="http://kaitekinokatachi.com/" target="_blank">KAITEKIのかたち展 公式サイト</a>
<a href="http://kaitekinokatachi.com/?page_id=236" target="_blank">《Muse The Chemistry作品概要》（KAITEKIのかたち展公式サイトより）</a>
　]]>
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    <title>アートのちから展＠SPIRAL</title>
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    <published>2011-04-10T15:53:56Z</published>
    <updated>2011-04-11T07:10:58Z</updated>
    
    <summary>　東日本大震災復興支援のためにスパイラルで始まった展覧会「アートのちから」。出展...</summary>
    <author>
        <name>川瀬浩介</name>
        <uri>http://www.kawasekohske.info/blog/</uri>
    </author>
            <category term="Scene of Light (2007)" />
            <category term="prayforjapan" />
            <category term="作品（仕事の紹介）" />
            <category term="台北・横浜アーティスト交換プログラム 2008" />
            <category term="告知（お知らせ）" />
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.kawasekohske.info/blog/">
        <![CDATA[　東日本大震災復興支援のために<a href="http:///www.spiral.co.jp/" target="_blank">スパイラル</a>で始まった展覧会「アートのちから」。出展作品の売上は、全て義援金となる試み。僕も写真作品「Scene of Light: AEON」シリーズを出展している。

<a href="http://bit.ly/poART_2" target="_blank">http://bit.ly/poART_2</a>

　会期は、4月20日（水）まで。　
　
<object width="400" height="300"> <param name="flashvars" value="offsite=true&lang=en-us&page_show_url=%2Fphotos%2Fkawase%2Fsets%2F72157626337507153%2Fshow%2F&page_show_back_url=%2Fphotos%2Fkawase%2Fsets%2F72157626337507153%2F&set_id=72157626337507153&jump_to="></param> <param name="movie" value="http://www.flickr.com/apps/slideshow/show.swf?v=71649"></param> <param name="allowFullScreen" value="true"></param><embed type="application/x-shockwave-flash" src="http://www.flickr.com/apps/slideshow/show.swf?v=71649" allowFullScreen="true" flashvars="offsite=true&lang=en-us&page_show_url=%2Fphotos%2Fkawase%2Fsets%2F72157626337507153%2Fshow%2F&page_show_back_url=%2Fphotos%2Fkawase%2Fsets%2F72157626337507153%2F&set_id=72157626337507153&jump_to=" width="400" height="300"></embed></object>
　
　
　上記は、設営直後の状態。6点ある作品のうち、4月9日までに1枚、ご購入いただいたそうだ。本当に、そのお気持ちに感謝したい。

　ちなみに、我が作品の売価は、各1万円（その場でお持ち帰りになれます）。サイズは、A3よりも少し大きい程度。<a href="http://twitpic.com/4hifcm" target="_blank">背面に金具を引っ掛ける構造がある</a>ので、2カ所、釘打ちができれば、壁に取り付けも可能。もちろん、フォトアクリルなので、壁などに立てかけることもできる。

　作品については、下記、Twitterのログでご参照願いたい。

<a href="http://twilog.org/kawasek/date-110409" target="_blank">http://twilog.org/kawasek/date-110409</a>

<a href="http://twilog.org/kawasek/date-110410" target="_blank">http://twilog.org/kawasek/date-110410</a>
　
　光を永遠に閉じ込めるという意味を込めて「AEON」と命名した。
　]]>
        
    </content>
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    <title>LIVE BONE 2011春 in Spiral</title>
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    <link rel="service.edit" type="application/atom+xml" href="http://www.kawasekohske.info/mt/mt-atom.cgi/weblog/blog_id=1/entry_id=285" title="LIVE BONE 2011春 in Spiral" />
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    <published>2011-04-05T13:06:21Z</published>
    <updated>2011-04-06T09:26:45Z</updated>
    
    <summary>　2010年12月18日。森山開次さん、ひびのこづえさんらと東京、ギャラリーA4...</summary>
    <author>
        <name>川瀬浩介</name>
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    </author>
            <category term="LIVE BONE" />
            <category term="prayforjapan" />
            <category term="告知（お知らせ）" />
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.kawasekohske.info/blog/">
        <![CDATA[　2010年12月18日。森山開次さん、ひびのこづえさんらと東京、ギャラリーA4で行った「骨」をテーマにしたパフォーマンス<strong>「<a href="http://bit.ly/LIVE_BONE_2010" target="_blank">LIVE BONE</a>」</strong>が、この春、再演される。しかもそれは、東日本大震災の復興支援のための義援金を募る機会としてである。

　昨年の冬に思い描いていた、このパフォーマンスに込めた想いは、奇しくも、今、目の前の現実と交錯し、未だ言葉にならない何かを、僕の中から沸き上がらせてくる。あのとき歌に乗せた「普遍性」が、今だからこそ、未だ見ぬ誰かのためになるような気がしている。

　いつか、そう遠くないうちに、被災地での上演を期して。そのための一歩を、僕たちは今、踏み出そうとしている。

　4月17日。東京・青山、スパイラルにて逢いましょう。
　
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<strong>森山開次×ひびのこづえ×川瀬浩介
『 LIVE BONE 』　2011春　in Spiral</strong>

2011年4月17日（日）14:00開演予定

会場：スパイラルガーデン（スパイラル１F）
　　　東京都港区南青山5-6-23
　　　<a href="http://www.spiral.co.jp/" target="_blank">http://www.spiral.co.jp/</a>

ダンス：森山開次　衣裳：ひびのこづえ　音楽：川瀬浩介
テクニカルディレクター：川口眞人（レイヨンヴェール）
協力：ギャラリーA４、仙田祐一郎

<strong>※開演時間が変わることがあります。</strong>
ご来場前日にスパイラル公式サイトをご確認の上ご来場ください。

<strong>※終演後、パフォーマンスの観覧料としてお気持ちを義援金箱へお入れください。</strong>
集まった義援金は日本赤十字社を通じて、被災地の皆様へお届けいたします。
ご賛同とご協力のほど、よろしくお願い申し上げます。]]>
        
    </content>
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    <title>「2010 全景」のための覚書</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.kawasekohske.info/blog/2011/01/memorandum_for_an_annual_of_2010.html" />
    <link rel="service.edit" type="application/atom+xml" href="http://www.kawasekohske.info/mt/mt-atom.cgi/weblog/blog_id=1/entry_id=283" title="「2010 全景」のための覚書" />
    <id>tag:www.kawasekohske.info,2011:/blog//1.283</id>
    
    <published>2011-01-06T19:40:18Z</published>
    <updated>2011-01-06T22:32:38Z</updated>
    
    <summary>　「2009年 全景」も覚書のまま、すっかり1年が過ぎて、やはり2010年も覚書...</summary>
    <author>
        <name>川瀬浩介</name>
        <uri>http://www.kawasekohske.info/blog/</uri>
    </author>
            <category term="作品（仕事の紹介）" />
            <category term="生きる。（日記）" />
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.kawasekohske.info/blog/">
        <![CDATA[　<a href="http://www.kawasekohske.info/blog/2010/01/memorandum_for_an_annual_of_2009.html" target="_blank">「2009年 全景」</a>も覚書のまま、すっかり1年が過ぎて、やはり2010年も覚書状態で終えてしまいそうな2011年、新春。旧年末からの不調により、年末年始は完全休養にあてるも、未だ心身ともに調子は万全とは言えない。無論、今年も既に幕を開けた。早速、初春の企てのための準備に取りかかる必要があり、のんびりしていられるのも、残りわずかであろう。
　
　そこで、2010年の簡単なまとめを。いつまとめられるかわからない「2010 全景」のための覚書。
　
　]]>
        <![CDATA[　
　まずはざっと、2010年の主立った仕事をリストアップ。

　２月　第13回　文化庁メディア芸術祭
　４月　《LASTing WAVE for 象の鼻テラス》展示
　８月　文化庁メディア芸術祭 in イスタンブール2010
　８月　Team BankART Setouchi《続・朝鮮通信使》 参加
　９月　黄金町バザール2010　《「人間失格」のための習作》発表
１０月　AGC studio　体感展示《Into the glass》作曲／演出
１２月　森山開次展　ダンスパフォーマンス　音楽担当
１２月　光都東京・LIGHTPIA2010「フラワーファンタジア」音楽担当

　各企てに関する詳細は、下記、kawasekohske.historyを参照願いたい。

<a href="http://www.kawasekohske.info/jp/profile/history.html" target="_blank">http://www.kawasekohske.info/jp/profile/history.html</a>


　2010年の特徴としては、一つ一つの内容が、重たく、そして濃いこと。準備期間もそれぞれ長くて濃密。それは、作家として至福の時間であったと同時に、昨年以上の重圧を覚えていたのも事実である。特に夏場に体調を崩してから10月を乗り切るまでは、その計り知れないプレッシャーの大きさに気づき、押しつぶされそうになっていたことを思い出す。
　
　その前兆は、<a href="http://www.kawasekohske.info/ITR/" target="_blank">８月のイスタンブール</a>からあった。

　海外での展示だなんて、周囲から見れば羨む出来事に思えるかもしれないが、その実、スタッフ共々、かなり過酷な状況になるのは常。特に今回は、拙作の中でもかなりデリケートなコンディション維持を要する<a href="http://www.bearings-glocken.jp/jp/" target="_blank">《ベアリング・グロッケン II》</a>を出展することになっていたから、事前の準備にも相当な時間を要したし、何より、現地に入ってからのハードワークが事前に予想され、とても不安だった。

　イスタンブールでの作業で最も難関だったのは、マニュアルビデオ作り。動作指南から日常のメンテナンス、緊急時の対応まで含めトラブルシューティングした内容を現地で収録、英訳を施してビデオ化…そのため、思えば滞在１週間の間でまともに睡眠がとれた夜はほとんどなかった。

　だがしかし、現地でのアーティスト・プレゼンテーションなどもリアクションよく、多くの皆さんに喜んでいただけたので、それが何よりであったことは言うまでもない。トルコと日本の交流120周年であった2010年の歴史の一ページに、グロッケンの調べが刻まれたことを誇りに感じる。
　
　帰国するなり待ち受けていたのは、次のプロジェクトのための準備。いや、準備というよりも、続きだ。イスタンブール渡航直前、出発当日の朝まで作曲していた——《続・朝鮮通信使》のための音楽が披露されるため、韓国・ソウルから日本・妻有越後まで行われる同プロジェクトのキャラバンの一部に帯同することになっていた。

　イスタンブールから戻って１週間後、身体は、夏真っ盛りの瀬戸内にあった。それから一週間、韓国からお招きしたお客様達と瀬戸内国際芸術祭をまわる。向かう直前まで、やはりあれこれと…イスンタブールからほとんど休む間もなくと瀬戸内に入り、結果、イスタンブールからの疲れと、このプロジェクトの道中での無理が祟って、このあと、ダウンすることになる。戻ってから即、新作のための作業に入るスケジュールだったにも関わらず…。

　<a href="http://www.kawasekohske.info/TSS/" target="_blank">《続・朝鮮通信使》</a>は、覚悟していた以上の体力勝負の旅だった。瀬戸内海の美しさとは裏腹に、容赦なく降り注ぐ殺人的な陽射しに、気力体力とも刻々と奪われていく…江戸時代当時、現代のような移動手段もない状況で同じことが行われていたことを思うと、それがどれだけの壮絶さを極めたか？　想像するのもおぞましい。

　ちょうどその時期の最大のピークは、黄金町バザール2010で発表した、太宰治の小説を取り上げた<a href="http://www.kawasekohske.info/AMID/" target="_blank">《「人間失格」のための習作》</a>の制作。初めてのハイビジョン映像を使った動画制作を行ったことはもちろんのこと、題材とした小説のテーマが重過ぎ、自分の体調不良と負の連鎖を起こしてしまい、とても言語化できないような状況に陥ってしまったこと。完成までのエピソードに事欠かず、相変わらずの「人知れず波瀾万丈」な日々を送っていた。

　完全不調を維持した状態でそのまま突入したのが、<a href="http://www.kawasekohske.info/AGC/" target="_blank">AGC studio</a>のための制作。制作作業自体は初夏頃から段階的に進めてきたもので、この時季、実際の内容を固める作業と最終仕上げに移っていた。大きなクライアントのための仕事であることに加えて、いかなる状況にも耐えうるメンテナンスフリーの環境を構築する必要もあり、ここでも壮絶なプレッシャーと戦うことになる。幸い、サポートいただいたスタッフ陣の優秀さに多いに助けられ、作品は、遂に姿を表した。企業の誇る製品の性能を訴求すると同時に、自分なりの色を添えられたのではないかと思う。今も役目をきっちり果たしている様子だ。

　つかの間の休息のあと、迎える師走のための準備に入った。

　12月、<a href="http://www.kawasekohske.info/KM2010/" target="_blank">開次さん、こづえさんらとのパフォーマンス</a>の作曲。2010年最後に、またハイライトがやってきた。ここでは、まさかの作詞まで担当することになり（それも英語歌詞を含む）、作業は激しく難航。〆切をクリアするなんていう当然のことではなく、作詞という初めての取り組みも含めて、どこまで質を高められるのか？　そして、多いに楽しんでもらえる内容にまとめあげられるのか？　結果、苦心した甲斐あって、会場一体となった最高のひと時を過ごすことができた。当日の公演で開次さんのためにサプライズで用意していた《ハッピーバースデイ》は、実は、自分のためのものでもあったりする…なんて野暮なことを、今更ながらつぶやいておこう。

　締めくくりは、2008年から同じチームで取り組んでいる「フラワーファンタジア」。東京駅周辺のクリスマスイルミネーションイベントも、関わって今年で3回目。この間、リーマンショックなど、景気の荒波も味わってきたことを思うと、毎回、関係者全員の努力がにじむ催しとなりつつあることを痛感。2010年は、既に別のスケジュールも入っていたことから、施工に立ち会うことさえできなかったのが心苦しい。


　さて、既に2011年も始まっている。今年はどんな年になるのだろう？　かつて自らに設定した<a href="http://www.kawasekohske.info/blog/2008/01/spirit_technique_and_fitness.html" target="_blank">見えない明日</a>を楽しむために、2011年、少しだけ、考え方を進めてみたい。


　2010年暮れ、つかの間の旅にでた。その道中、車窓の風景を眺めながら、こんなことを思った。あてもなく動き出しても、ただ彷徨うだけだろう。かたや、あれこれまで計画しすぎては、凡庸な物語で終わってしまう。


　行方を定めるだけでいい。
　それだけで、思いがけない出逢いがあるに違いない。


どんな明日が迎えられるのだろうか？　未だ出逢ったことのない花を咲かせるための種を蒔こう。これから向かうべき方角へ向かって。
　]]>
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    <title>森山開次展「ハコ・ヒト・ハコ」Dance performance.2</title>
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    <published>2010-12-08T21:19:36Z</published>
    <updated>2010-12-08T22:06:32Z</updated>
    
    <summary>ギャラリーA4にて2011年1月7日まで催される森山開次展「ハコ・ヒト・ハコ」。...</summary>
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        <name>川瀬浩介</name>
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        <![CDATA[ギャラリーA4にて2011年1月7日まで催される森山開次展「ハコ・ヒト・ハコ」。その関連企画として行われるダンス・パフォーマンス第二弾の音楽担当が決定。12月18日（土）、13時／15時の2回公演です（各回とも、入場には当日配布される整理券が必要）。

衣装は、ひびのこづえさん。NHK教育で放送されていた「からだであそぼ」のコーナー《踊る内臓》チームによるパフォーマンス。ご期待ください。

現在、鋭意作曲中！

詳細は下記に。
展覧会のチラシPDFが開きます。

<a href="http://bit.ly/A4_101218" target="_blank">http://bit.ly/A4_101218</a>

ちなみに、会場では、NHK教育「からだであそぼ」で放送されていた開次さん担当のコーナーから厳選された映像が上映されています。《踊る内臓》からもいつくかセレクトされています。公式にご覧いただける少ない機会。パフォーマンスと合わせてお楽しみください！


【開催情報】

<strong>森山開次展「ハコ・ヒト・ハコ～踊り｜空間｜映像」</strong>
2010年11月11日（木）～12月22日（水）
【注】2011年1月7日（金）まで会期延長決定 年内は12月28日（火）まで
・会場＝GALLERY A4 （東京都江東区新砂1-1-1 竹中工務店１階）
・時間＝10:00～18:00（日・祝休、最終日は17:00まで）
・入場無料

<strong>■ダンスパフォーマンス2</strong>
森山開次×ひびのこづえ×川瀬浩介
2010年12月18日（土）　1回目：13:00開演　2回目：15:00開演
・出演＝森山開次
・衣裳＝ひびのこづえ
・音楽＝川瀬浩介
・定員＝300 名（1回目12:00、2回目14:00より整理券配布、定員になり次第締切）]]>
        
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    <title>&quot;into the glass&quot; @ AGC studio</title>
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    <published>2010-12-07T19:24:12Z</published>
    <updated>2010-12-09T15:07:54Z</updated>
    
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            <category term="作品（仕事の紹介）" />
            <category term="告知（お知らせ）" />
    
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        <![CDATA[<object width="400" height="300"> <param name="flashvars" value="offsite=true&lang=en-us&page_show_url=%2Fphotos%2Fkawase%2Fsets%2F72157625557627522%2Fshow%2F&page_show_back_url=%2Fphotos%2Fkawase%2Fsets%2F72157625557627522%2F&set_id=72157625557627522&jump_to="></param> <param name="movie" value="http://www.flickr.com/apps/slideshow/show.swf?v=71649"></param> <param name="allowFullScreen" value="true"></param><embed type="application/x-shockwave-flash" src="http://www.flickr.com/apps/slideshow/show.swf?v=71649" allowFullScreen="true" flashvars="offsite=true&lang=en-us&page_show_url=%2Fphotos%2Fkawase%2Fsets%2F72157625557627522%2Fshow%2F&page_show_back_url=%2Fphotos%2Fkawase%2Fsets%2F72157625557627522%2F&set_id=72157625557627522&jump_to=" width="400" height="300"></embed></object>

2010年10月、旭硝子が東京・京橋にオープンしたショールーム「<a href="http://www.agcstudio.jp/" target="_blank">AGC studio</a>」。体感展示の演出、作曲を担当させていただいた。

営業時間内は、ガラスの遮熱性能の効果を比較するための演出、閉館後の夜間は、待ち行く人々へ向けた演出をそれぞれ設けている。

●遮熱　体感展示
<iframe src="http://player.vimeo.com/video/17607701" width="400" height="300" frameborder="0"></iframe><p><a href="http://vimeo.com/17607701">AGC studio 遮熱 体感展示</a> from <a href="http://vimeo.com/kawasekohske">KAWASE Kohske</a> on <a href="http://vimeo.com">Vimeo</a>.</p>

●夜間演出
<iframe src="http://player.vimeo.com/video/17607813" width="400" height="300" frameborder="0"></iframe><p><a href="http://vimeo.com/17607813">into the glass @ AGC studio, Tokyo</a> from <a href="http://vimeo.com/kawasekohske">KAWASE Kohske</a> on <a href="http://vimeo.com">Vimeo</a>.</p>
　
【注】夜間演出については、外からショーウィンドー越しにご覧いただけるものの、音楽は外まで聞こえません。平常時間間際にご来場いただければ、ご覧いただける場合もあります（ただし、商用のお客様がいらっしゃらない場合）。
　
　]]>
        <![CDATA[　　
　作品タイトルは《into the glass》。様々な人々がガラスに込めた思いを、この展示を通じて感じてもらえるように、という願いを込めてつけたものだ。

　僕のここでの試みは、音楽や光による演出を添え、ご来場いただく皆様への「おもてなし」。「機能性と美しさ」を兼ね備えたガラス本来の在り方は、ただそれだけで美しい。そこにほんの少しだけ彩りを加えより華やかな「美＝beauty」を、そして音楽による「感情＝emotion」を加えることで、これまで気づかなかったような、新しいガラスの魅力を知るきっかけになればと考えて取り組んだ。

　整然と、無駄のない佇まいで仕上げられたガラス達は、見た目からその性能の差を知ることは難しい。このAGC studioでは、世の中のニーズに応え開発された、様々なガラスやそれに付随する技術が紹介されている。それらの製品や技術は、ガラスそのものの存在と変わらず、決して主張することなく、そっと我々の暮らしを支えてくれている。実際に、ここで体感できるその成果を目の当たりにすると、ガラスの性能向上を目標に、これまでにない「機能＝function」を与えるため、日夜「情熱＝passion」を注がれてきたAGCの皆さんの思いを感じ取ることができるはずだ。

　我々は、長い間、ガラスと共に暮らしてきた。今や、空気と同じレベルといえるほど、当たり前の存在すぎて、気にも留めないかもしれない。部屋と屋外との境界線にはガラス——厚い壁で外壁を覆わなくとも、風雨を遮り、かつ最適な室温を保ちながらも、屋外から光を取り込む（記憶に残る窓越しの風景も数知れない）。街を歩けば、そこは巨大なガラスの空間——ビルの外壁に設えられたガラス群に自分の姿が映し出され、己の存在を実感。その他、テーブルやイスをはじめとするインテリアやアクセサリー、携帯電話や電子端末といった身近なところに至るまで…ガラスは、その存在を主張することもなく、そっと、いつもそばにいるのだ。
　
　これからそう遠くない未来に、今では考えも及ばなかったガラスとの関わりを持つ日もやってくるに違いない。それはきっと、我々の暮らしを豊かにすると同時に、いつかみた、記憶に残る窓辺からの風景と同じように、暖かく穏やかな記憶として、いつまでも心に刻まれることだろう。そんなすぐそこの未来に思いを巡らせに、AGC studioに訪れてもらえたら幸いである。

　beauty into the glass
　emotions into the glass
　functions into the glass
　passion into the glass
　memories into the glass

　ガラスの中に閉じ込めた数えきれないほどの思い——into the glass

　川瀬浩介 2010年12月


<a href="http://www.youtube.com/view_play_list?p=47DDB2FD164415AC" target="_blank">"into the glass" @ AGC studio on YouTube.com</a>
<object width="400" height="300"><param name="movie" value="http://www.youtube.com/p/47DDB2FD164415AC?hl=ja_JP&fs=1"></param><param name="allowFullScreen" value="true"></param><param name="allowscriptaccess" value="always"></param><embed src="http://www.youtube.com/p/47DDB2FD164415AC?hl=ja_JP&fs=1" type="application/x-shockwave-flash" width="400" height="300" allowscriptaccess="always" allowfullscreen="true"></embed></object>
　]]>
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    <title>黄金町の歩き方！まちあるきツアー　川瀬浩介篇</title>
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    <published>2010-09-18T16:59:29Z</published>
    <updated>2010-09-18T18:25:27Z</updated>
    
    <summary> ９月２０日（月・祝）１３時〜　黄金町バザール2010関連イベントとして、「黄金...</summary>
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        <name>川瀬浩介</name>
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        <![CDATA[<a href="http://twitpic.com/2pp22d" title="Share photos on twitter with Twitpic"><img src="http://twitpic.com/show/thumb/2pp22d.jpg" width="150" height="150" alt="Share photos on twitter with Twitpic"></a><a href="http://twitpic.com/2pp71d" title="Share photos on twitter with Twitpic"><img src="http://twitpic.com/show/thumb/2pp71d.jpg" width="150" height="150" alt="Share photos on twitter with Twitpic"></a>
<a href="http://twitpic.com/2pp55q" title="Share photos on twitter with Twitpic"><img src="http://twitpic.com/show/thumb/2pp55q.jpg" width="150" height="150" alt="Share photos on twitter with Twitpic"></a><a href="http://twitpic.com/2pp01x" title="Share photos on twitter with Twitpic"><img src="http://twitpic.com/show/thumb/2pp01x.jpg" width="150" height="150" alt="Share photos on twitter with Twitpic"></a>

９月２０日（月・祝）１３時〜　黄金町バザール2010関連イベントとして、<strong>「黄金町の歩き方！まちあるきツアー」川瀬浩介篇</strong>を行ないます。


<a href="http://bit.ly/kb2010_tour_KAWASE" target="_blank">http://bit.ly/kb2010_tour_KAWASE</a>


黄金町プロジェクトの一環として先頃お披露目された「日ノ出竜宮」と呼ばれるカフェ＆アートスペースを出発し、黄金町で気になる場所を紹介する予定。食いしん坊な僕の担当回なので、食べ物の話題が中心になると思うけれど、出展中の作品<a href="http://www.kawasekohske.info/AMID/" target="_blank"><strong>《「人間失格」のための習作》</strong></a>の解説はもちろん、ツアールート上にある他の作家さんの作品についても紹介。
 　
　
食べ歩き情報が加わったギャラリーツアー…といったところか？
途中、ちょっとしたおやつ？も味わえるかも？
とにかく、お気軽におつきあいいただけるとありがたい。
　
　
写真は、リサーチのために試食？した品の数々（日ノ出竜宮にあるカフェ「L CAMP」のメニューから）。各々についての簡単な紹介は、こちらでどうぞ。
　
<a href="http://twilog.org/kawasek/date-100919" target="_blank">http://twilog.org/kawasek/date-100919</a>
　
　
<strong>日時：2010年9月20日（月・祝）13時〜（60〜90分程度）
集合場所：日ノ出竜宮　
住所：横浜市中区日ノ出町1-53-2
　　　京急線・日ノ出町駅から徒歩2分</strong>

改札をでて駅前の交差点を真向かいに見える「不二家」側に渡り右へ30m歩き「喫茶室ルドーメン」の看板がある角を左へ20mほどいった突き当たり左手。「L CAMP」の看板が目印。

<strong>公式マップPDF：</strong><a href="http://bit.ly/Hinode_Ryugu" target="_blank">http://bit.ly/Hinode_Ryugu</a>
＊上記PDF右端「１番」が日ノ出竜宮。
　
　
<a href="http://twitpic.com/2poxf3" title="Share photos on twitter with Twitpic"><img src="http://twitpic.com/show/thumb/2poxf3.jpg" width="150" height="150" alt="Share photos on twitter with Twitpic"></a>

<iframe width="425" height="350" frameborder="0" scrolling="no" marginheight="0" marginwidth="0" src="http://maps.google.co.jp/maps?f=d&amp;source=s_d&amp;saddr=%E6%8C%87%E5%AE%9A%E3%81%AE%E5%9C%B0%E7%82%B9&amp;daddr=35.445545,139.6271215+to:%E6%8C%87%E5%AE%9A%E3%81%AE%E5%9C%B0%E7%82%B9&amp;geocode=FfzaHAIdOolSCA%3BFSnbHAIdcYpSCClFcFBhilwYYDE9Zx-bL3c4RA%3BFWTZHAId04tSCA&amp;gl=jp&amp;hl=ja&amp;mra=dme&amp;mrcr=0&amp;mrsp=2&amp;sz=19&amp;via=1&amp;dirflg=w&amp;sll=35.445137,139.627554&amp;sspn=0.001305,0.002379&amp;brcurrent=3,0x60185c8a5efc954f:0x16b336d1e0a68cdb,1&amp;ie=UTF8&amp;ll=35.445092,139.627476&amp;spn=0.001313,0.002379&amp;output=embed"></iframe><br /><small><a href="http://maps.google.co.jp/maps?f=d&amp;source=embed&amp;saddr=%E6%8C%87%E5%AE%9A%E3%81%AE%E5%9C%B0%E7%82%B9&amp;daddr=35.445545,139.6271215+to:%E6%8C%87%E5%AE%9A%E3%81%AE%E5%9C%B0%E7%82%B9&amp;geocode=FfzaHAIdOolSCA%3BFSnbHAIdcYpSCClFcFBhilwYYDE9Zx-bL3c4RA%3BFWTZHAId04tSCA&amp;gl=jp&amp;hl=ja&amp;mra=dme&amp;mrcr=0&amp;mrsp=2&amp;sz=19&amp;via=1&amp;dirflg=w&amp;sll=35.445137,139.627554&amp;sspn=0.001305,0.002379&amp;brcurrent=3,0x60185c8a5efc954f:0x16b336d1e0a68cdb,1&amp;ie=UTF8&amp;ll=35.445092,139.627476&amp;spn=0.001313,0.002379" style="color:#0000FF;text-align:left">大きな地図で見る</a></small>

<strong>注）間違っても、Google mapの表示通り、車道の真ん中を歩きませんように！</strong>
　
　
以下、ツアーの公式紹介文。
　
　]]>
        <![CDATA[　
◆タイトル
黄金町バザール2010
黄金町の歩き方！まちあるきツアー

◆紹介文
黄金町には隠れた観光スポットがたくさんあります。
アーティストやキュレーター、建築家と一緒に黄金町の魅力をお楽 しみ下さい。
９月２０日（月・祝）は、ガイドに作曲家 / 美術作家の川瀬浩介さんをお迎えします。

◆集合
日ノ出竜宮前
*こちらのマップの１番が日ノ出竜宮です。
<a href="http://www.koganecho.net/koganecho_bazaar_2010/images/KoganechoBazzar2010-map.pdf" target="_blank">http://www.koganecho.net/koganecho_bazaar_2010/images/KoganechoBazzar2010-map.pdf</a>

◆開始時間
13:00 - 14:00

◆所要時間
60 - 90分

◆お問合せ
黄金町エリアマネジメントセンター
045-261-5467
info@koganecho.net
　]]>
    </content>
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    <title>「人間失格」のための習作＠黄金町バザール</title>
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    <link rel="service.edit" type="application/atom+xml" href="http://www.kawasekohske.info/mt/mt-atom.cgi/weblog/blog_id=1/entry_id=278" title="「人間失格」のための習作＠黄金町バザール" />
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    <published>2010-09-12T11:13:14Z</published>
    <updated>2010-09-12T23:39:17Z</updated>
    
    <summary> 黄金町バザール2010にて、新作《「人間失格」のための習作》を発表。 http...</summary>
    <author>
        <name>川瀬浩介</name>
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    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.kawasekohske.info/blog/">
        <![CDATA[<a href="http://twitpic.com/2l8ym7" title="Share photos on twitter with Twitpic" target="_blank"><img src="http://twitpic.com/show/thumb/2l8ym7.jpg" width="150" height="150" alt="Share photos on twitter with Twitpic"></a><a href="http://twitpic.com/2kxpcn" title="Share photos on twitter with Twitpic" target="_blank"><img src="http://twitpic.com/show/thumb/2kxpcn.jpg" width="150" height="150" alt="Share photos on twitter with Twitpic"></a>

黄金町バザール2010にて、新作《「人間失格」のための習作》を発表。
<a href="http://www.koganecho.net/koganecho_bazaar_2010/" target="_blank">http://www.koganecho.net/koganecho_bazaar_2010/</a>

会期：2010年9月10日（金）〜10月11日（月・祝）
時間：11〜19時
会場：ハツネウィング（川瀬浩介作品展示会場）
　　　京急線「日ノ出町駅」から徒歩５分　黄金橋付近
地図：下記ページにある地図PDFの中央部「８番」が「ハツネウィング」
　　　京急線　高架沿い（初黄町内会 大岡川桜通り）
　　　入口が暗幕で覆われているのが目印
　　　<a href="http://bit.ly/kb_2010_map" target="_blank">http://bit.ly/kb_2010_map</a>
　
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以下、作品制作に向けて、考えていたことなど。
　
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        　新作《「人間失格」のための習作》が完成した。

　かねてから取り組もうと考えていた、文豪と呼ばれる偉人達の仕事＝小説を映像化する試み——自身による音楽を添えて。さらに付け加えれば、自分の声による朗読で物語を読みあげる——その最初の例として完成した。

　今回の題材は、太宰治「人間失格」。2010年9月10日から始まった「黄金町バザール2010」出品作品として《「人間失格」のための習作｜an étude for &apos;a man in doom&apos;》と題して展開している。原作から、作家が語りかけようとする言葉、文章を拾い上げることで見えてくる「本質」。それを10分程度の映像として構築することで視覚化し、さらに音楽、朗読による聴覚の演出を加え、小説を読むのとはまた違った次元の体験を生み出す営みである。

　太宰治「人間失格」を取り上げるにあたって、考えていたこと。それは、できる限り、小説の本質に迫るサイトスペシフィックな環境で展開するという点だ。それに相応しい機会が得られなければ、やらない…つまり、ただ映像化するだけでは、意味が無いと考えていた。

　今年の猛暑が始まろうかという頃、それに相応しい、絶好の機会が僕に与えられた——「黄金町バザール」への出展依頼が届いたのだ。


　横浜・黄金町——。

　その街が背負った歴史をご存知の方も多いだろう。ここでは詳しく触れないが、かつてのここは、人間の欲望の坩堝であり、理想と現実の狭間で揺れ動かされてきた街だ。

　ここは現在、長年に渡る住民の皆さんの努力と行政などの協力のもと、街の浄化へ向けての取り組みが行われている。数年前からは、黄金町エリアマネージメントセンターが発足し、アートや建築を媒介にして、さらなる人と人、人と地域のつながりを拡張するため、様々な取り組みが続けられている。その一つが「黄金町バザール」というわけだ。バザール開催期間は、黄金町〜日ノ出町エリアは、いわばお祭りのような状態と化す。地域の方々だけではなく、外部からのお客様がこの街へ誘われ、変わりゆく街の様子と併せて、アートを、建築を、そして交流を楽しんでいかれる。

　展示をするにあたり最初に行ったのは、街の下見。当時の傷跡と言われる、特殊飲食店の現在の様子をみたとき、自ずと、ここでやるべきことが決まったと言っても過言ではない。

　「人間失格」。

　この小説を読んだことのある方なら、きっと誰しも似たようなことを考えたはずだ。

　
　「正義とは何だろう？」

　
　いつの時代も、成長の過程で誰しも突きつけられる「問い」。その答えを探す行為は、理想と現実の狭間で直面する「矛盾」と「葛藤」することだとも言える。明らかな答えが導きだせない「永遠の命題」ともいうべきこの問いを、今こそ、改めて問い直す時期に来ているのではないだろうか？　

　ここでかつて行われてきたことは、法的にも道義的にも、認められるべきことではなかったのだろう。だがしかし、そこには、果たして陰惨な現実しかなかったのだろうか？　幸運にも、当時の現実に関わることの無かった身として、自分だけの価値観の中で、勝手に判断を下しているだけではないのか？　「もちろん、そんなことは無いにこしたことはない」と、果たして言い切れるのだろうか？　

　「正義」という曖昧でありながら、かつ強大な「大義」を掲げ、わずかな犠牲はいとわないと、今でも争いを続けている我々——民。その事実は、我々に「善悪なんて、どの視点から捉えるかによって変わってしまう」という真実を伝えている。

　望まない誤解が生じないように申し添えると、今回の作品《「人間失格」のための習作》は、かつてここで行われてきた行為を肯定も否定もするものではない。ただ僕は、ここに、「考えるための種」を蒔いたに過ぎない。無論それは、かつてのここでの行為の是非を問うものではなく、自分自身の日々の営みについて、改めて見つめ直すことを促そうというものである。誰しも、多かれ少なかれ、叩けば埃のでる身である…人の営みにおいて、清廉潔白だなんて、あり得ないはず…それを充分に弁えた上で、それでも、精一杯、日々を律して過ごそうと努めたい…そんな祈りにも近い願いが、この作品を、この街で発表しようとした動機と言える。


　「幸せとは何だろう？」「善と悪の違いは？」


　太宰は「人間失格」の中で、そんなことを問い続ける。当たり前のことを当たり前に語る姿勢…見習いたいものだ。


　太宰作品について、よく語られることがある。読者は「まるで自分のことを言っているようだ」と、感じることがある、と。僕がこの作品を読み返したのは、数年前。三十路も後半に差し掛かったときだった。

　ちょうどその時期、文豪の作品群を読み返してみようとしていた頃…中高生時代は読書と無縁だったし、興味が持てなかった。しかし、いつも気になる存在であったことは確かだ。それはなぜか？　「熱い時代の温度」を、文章を通じて感じたかったからに違いない。何事も冷めきってしまったこの時代に、自分が創作という営みを続ける中、「かつて、こうした小説の発表を心待ちにしていた時代と世代があった」と、想像を巡らせるだけで、安心できたものだ。

　その温度や熱気を、自分なりの手法で再現したい。偉人達が伝えようとしていた「普遍」を、より伝わりやすい形に展開して、同じ時代に生きる我々の世代へ届けたい——すべては、そんな単純な思いから始まった。



　しかしこの制作期間は、非常に辛く苦しいものとなった。先の瀬戸内行脚（BankART1929プロデュース「続・朝鮮通信使」）の際に体調を崩し、帰京後も症状が改善されず、そのまま制作を断行。小説の物語の流れ同様、体調は一進一退を繰り返し…朗読を録る際は、演出ではない本物の体調の悪さがそのまま現れた声となるなど、実に思い出深い時間となった。未だに、咳き込む症状は改善されていない。作品の世界観に、心身ともに、飲み込まれすぎたのかもしれない。


　終わりに、このプロジェクトの将来的な展望に触れると、太宰作品のように、現行のルールで著作権の消滅した作品を、同様の手法で展開することを計画している。作品によっては、それが映像や音楽を使わない場合もあるだろう。偶然にも映像化できた作品に関しては、時を同じくして登場した「電子書籍」の変形として、世の中に放つことも視野に入れている。


　会場にも掲示しているが、この作品のために記したテキストを紹介したい。是非、実際の会場で、「現実」を見ていただきたい。作品は、拙作「シーン・オブ・ライト」で再現してきた手法（鏡に浮かび上がる映像と鏡に映る自分自身を同時に見つめる）で演出している。太宰の魂の叫びが、あなた自身の言葉として、この13分間の間に、自らに問いかける瞬間が繰り返し訪れるだろう。

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太宰治「人間失格」を映像、音楽、朗読により展開させた作品。

これは、小説の中から、原作の流れにそったまま言葉を拾い集めていくことによって、物語の中で太宰が語ろうとしている本質を表出させた試みである。

善と悪、矛盾や葛藤、理想と現実…正義とは何か？

いつの時代も変わらず、我々が直面し一度は思案させられる「問い」。それは、どれだけ深く強く、そして真摯に考えようとも明らかにされることのない、日々の営みの中に宿る「永遠の命題」。

鏡に浮かび上がる映像とそこに映る自分自身の姿を見つめるとき、あなたは、自分自身に問いかけることだろう。今、再びこの問いに向かい合うべきときが来ている、と。

川瀬浩介
2010年9月10日
　
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    <title>続・朝鮮通信使 Team BankART Setouchi</title>
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    <published>2010-08-17T20:39:56Z</published>
    <updated>2010-08-19T23:39:23Z</updated>
    
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        <name>川瀬浩介</name>
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　イスタンブールから戻って１週間。現在、瀬戸内国際芸術祭参加プロジェクト「続・朝鮮通信使」に帯同するため、瀬戸内海に来ている。プロジェクトを牽引するTeam BankART Setouchiのメンバーとして、日韓の交流を深めるべく、７月に、このプロジェクトのための楽曲を２曲制作した。
　
　]]>
        <![CDATA[プロジェクトの詳細については、下記をご覧いただきたい。

□BankART1929　HPより
<a href="http://bit.ly/about_tongshinsa" target="_blank">http://bit.ly/about_tongshinsa</a>

□BankART1929　ブログより
<a href="http://bit.ly/blog_tongshinsa" target="_blank">http://bit.ly/blog_tongshinsa</a>

□チラシPDF
<a href="http://bit.ly/PDF_tongshinsa" target="_blank">http://bit.ly/PDF_tongshinsa</a>

□続・朝鮮通信使　公式Twitter
<a href="http://twitter.com/tongshinsa" target="_blank">http://twitter.com/tongshinsa</a>


【注】「tonshinsa（トンシンサ）」は、韓国語で「通信使」の意。


また、このプロジェクトに参加するため、川瀬浩介公式Twitterも再開。
<a href="http://twitter.com/kawasek" target="_blank">http://twitter.com/kawasek</a>

　このプロジェクトのために数名のアーティストの手によってデザインされた衣装や帽子、旗を身につけて、芸術祭参加作品を見学しながら、島々を練り歩き、道中は、現地の人たち、それから全国から芸術祭を見に集まった皆さんらとの交流も続けている。逐一、レポートを報告したい気持ちはあるのだが、酷暑の中、日陰の少ない瀬戸内海の島々を巡るだけでもかなりの重労働。そのため、チャーター船での移動中は、身体を休めることに専心しがち。さらに夜は、なにより、日韓の参加者全員での「交流」に忙しい。一日の疲れを癒し、ご当地の食を味わい杯を交わす…まさに全力、全身全霊の交流だ。

　ちなみにこのプロジェクト、現在はまだ始まったばかりではあるが、時間と年月を費やし、かつて江戸時代に繰り広げられていた規模まで拡張することを、チームリーダーは考えている。今回の試みは、将来的にそれを実現するためのトライアルと位置づけられているとも言え、ゆく先々で、未来の図をしっかりと想い描きながら、旅を続けている。
　残念ながら、僕自身は、8月22日までの帯同となるが、チームはこの先、越後妻有にあるBankART妻有へ8月末の到着を目指す。瀬戸内を離れた後は、神戸や愛知トリエンナーレにも寄るとのこと。どこかで、こんな姿の一行を見かけたら、是非、声をかけて欲しい。

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