幕を開けろ! FINAL
![]() | Y34RZ3R0R3M1X3D Nine Inch Nails Interscope 2007-11-20 by G-Tools |
U2「ヨシュア・トゥリー スーパーデラックスエディション」とあわせて買ったNine Inch Nailsのリミックス盤。実にタイトルが判読しにくい文字列になっているが、つまりは「YEAR ZERO REMIXED」ということ。今年発表されたアルバム「YEAR ZERO」のリミックスを収めたアルバムだ。
実のところ、リミックス盤は、あまり興味がなかったりする。ただ、中には一つくらい、素晴らしいトラックがあるもので、今回もそれを期待して購入してみた。目玉は…「CAPTAL G」EPWORTH PHONESのトラックだろう。オリジナルのシャッフル・リズムを一度完全に分解し、再構築。そうして、見事にクラブ・チューンに仕上げてくれている。オリジナルの要素を巧みに取り入れ、ノイジーなリフが炸裂する辺りが、かなり好みの感じ。
しかし、リミックス=ダンスという構図は、いつから固まってしまったんだろうか? もちろん、この盤でも、すべてがダンスチューンに仕上げられているというわけじゃないけれど、もっと、多様なアプローチがあってもいいと思うのだけれど…。
そういう意味では、ビル・ラズウェルが手がけた「VESSEL」は興味深い。氏は、マイルス・デイヴィスのリミックスを手がけたときにも、まさに「再ミックス」という読んで字のごとくのアプローチで、オリジナルの要素を大幅に変えることなく、「別解釈のミックス」を聴かせてくれた。ここでも、そのアプローチで取り組んだと思われる展開が聴ける。よりハーシーに仕上げられた「VESSEL」は、オリジナルとまた違った魅力で輝いている。
「疲れたときにはGOODミュージック」
とっても世話になった某ディレクターからいただいた言葉を今、噛み締めながら、まさに浴びるように沢山の音楽を聴いている。次なる業務に挑むための英気を養っているかのようだ。
さて、「an etude for Scene of Light〜光の情景のための習作」世界初演の様子を記録するために書き始めた記録も、これで最後となる。予想を遥かに超える長文になったが、クリスマス・イヴに仕上がってきたばかりのフィルムの画像も数点紹介しているので、是非、終わりまで楽しんでもらえると嬉しい。








