メイン

2010年06月07日

Future in the Past

チキンフットチキンフット
チキンフット

WHDエンタテインメント 2009-07-08
売り上げランキング : 31367

Amazonで詳しく見る
by G-Tools


 心地よい春を味あわない間に、梅雨入りを飛び越えて、夏の気配を感じるこのごろ。陽気も手伝って、心身ともにだいぶ回復傾向にあるようだ。

 制作に追われると運動不足に陥るため、衰えた我が身を立て直そうと散歩に励んでいたのは、先週のこと。天気がいいから少しばかり無理をしてしまったようで、何日も続けて長時間に渡り歩き回っていたところ、すっかり腰を痛めてしまった。

 おかげでこの週末は、部屋で過ごすことに。こんなときは、音楽を味わおう! とばかりに、久しぶりに大量の音楽を浴びている。その一つが、これ。すかっと壮快、西海岸の音でロックするスーパーバンド——chickenfootだ。
 
 

続きを読む "Future in the Past" »

2008年09月26日

いったい何が起こっているんだ?

UsUs
Peter Gabriel

Geffen Records 2002-05-07
売り上げランキング : 77227

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

 いまもまだ続いている身体の変調。一進一退とはまさにこのことか? 調子が良くなかったかと思ったら、翌日にはまた駄目になる状態が続いている。十分な休息がとれていないなど、原因として考えられることはいくつかあるが、今はそれを検証しているどころじゃない。展示準備のために置き去りにしてしまった業務を進めなければならないからだ。
 
 

続きを読む "いったい何が起こっているんだ?" »

2008年05月08日

フォーエバー・ヤン―ミュージック・ミーム〈4〉

B00112FRV8Music・Meme4 VARIATIONS(DVD付)
ヤン富田 小泉今日子 山本リンダ
CCRE 2008-04-23

by G-Tools


やっぱり、涙が出た。


延長戦となった〆切直前…今日一日、いくつか試したアイデアはすべて却下——煮詰まり。焦るばかり。


今夜、関東ではわりと大きめの地震が続いた。煮詰まりの極地な上に数回に渡って起こった深刻な揺れ…幸い大きな被害はでなかったようだが、おかげですっかり集中力もなくなっていた(これは相当な被害だが)。少し気分を変えようと、休憩がてら風呂でも入るつもりでお湯を沸かすも、沸くまでの間に、買ったばかりのヤン富田のニューアルバムを聞きはじめると、すっかり風呂を沸かしていることさえ忘れるほど集中してしまった。

そしてやっぱり、涙が溢れてきた。終わりの方ではもう、潤んでよく文字が読めない。ああ。目を閉じて、自分の今の境遇と照らし合わせてみた。僕は、ずっと今でも願っているんだ。きっと。
 
 

続きを読む "フォーエバー・ヤン―ミュージック・ミーム〈4〉" »

2008年04月21日

Not Enough

B0009XE9TQバランス
ヴァン・ヘイレン エドワード・バンヘイレン アレックス・バンヘイレン
ワーナーミュージック・ジャパン 2005-08-24

by G-Tools


最寄りの駅のホームからの眺めが好きだ。
数年前に高架化されてから、見晴らしがよくなった。西の空がとにかく広く見えるのがいい。午後に出かけることの多い僕は、我が家から西に位置するその駅へ向かう途中も、西の空に浮かぶ光の主をずっと追っている。いつからそうしているのだろう? ここへきてから、ずっとかもしれない。

この駅では、いつもホームの一番先までいって乗車する。下車予定の駅の改札口の都合などは考えない。とにかく空が見たいから、一番先までいく。電車の待ち時間は、この場所でただただ、ぼーっと空の様子を眺めている。

今日のBGMは、Van Halen「Not Enough」。サミー・ヘイガーが切々と滔々と歌い上げるこのバラードが今日の空模様と同調して、僕の心情を激しく共振させた。
 
 

続きを読む "Not Enough" »

2008年04月09日

川上弘美

4087712079風花
川上 弘美
集英社 2008-04-02

by G-Tools


母からの頼まれものを探しに本屋へ。ここは、中高生時代によく通った書店だ。やってきたのは、おそらく数年ぶりくらいか? 内部の設えはあまり変わっていなかったものの、どのフロアに何があるのかはすっかり覚えておらず、少々迷子のような感じで頼まれものを探していた。


川上弘美


探し物の途中にみかけた、フロア中央の目立つ場所に平積みにされた新刊の山。そこには「川上弘美」とあった。どこかで聞き覚えのある名前。

そう、恩人のひとりが大ファンだということを、つい一ト月くらい前に聞かされていたんだった。そのとき、今時の感じでネット検索をして少し調べて、いくつか文庫も買ったはずなのに、忙しさにかまけて放置状態。すっかり忘れたままだった。その山の頂きには大きなポップ——「待望の長編恋愛小説」。スマン。まったく興味なし。素通り。

ところが、店を出る頃には、母からの頼まれものとあわせて、氏の著作を2冊も携えていた。もちろんその「恋愛小説」も一緒に。まったく、不覚だ。
 
 

続きを読む "川上弘美" »

2008年03月01日

ひとひらの…。


本日もお招き頂いて、某所へ。ジョン・ケージ「龍安寺」の声明バージョン他をたっぷり堪能。内容、ステージの設え、演出を含めて見応え感じ応えのある公演だった。色々な意味で「充実した時間」を過ごすことができた。丁度、少し声明にも関連するような案件を進めているので、今日、お招き頂けたのは、非常にいいタイミングだった。嬉しい! ありがとう!


写真は、ケージのCDと、今夜の公演中に僕の元に舞い降りてきた花びら? はらりはらりと3枚も、僕に吸い寄せられるようにやってくるなんて…春はもうすぐそこまで来ている?ということなのかな? そんな現実は全く訪れそうにないけれど(泣)。


ここで一句、詠みたいところだが…そんな嗜みは、僕にはなかった(苦笑)。
 
 

続きを読む "ひとひらの…。" »

2008年02月12日

Beautiful Day

B000A2H2IQDesire: Piano Tribute to U2
Various Artists
Vitamin 2005-08-02

by G-Tools


仕事を終えて、眠るまでの時間、クールダウンするために、手に入れたばかりのこのアルバムを聞いていた。その間、ちょっと探し物——。10年前の自分の顔写真がこの部屋のどこかに埋もれているはず…そう思って、思い当たる場所を探すも、全然見つからない。どこを探しても出てこない。見当違い? なんだか、これまでの10年の歴史を象徴しているようだ。


最後に収められた曲「Beautiful Day」が流れ出した頃、探し物とは別に、思わぬものがでてきた。それは、郵便書留の受領書。日付は、平成9年1月29日となっている。今も利用している、最寄りの郵便局から、ある友人宛に差し出したものだ。中身が何だったか、今でもはっきりと覚えている。


この一通の郵便物から、僕のすべてが始まった。
 
 

続きを読む "Beautiful Day" »

2008年01月17日

初雪

B000Y3JGJY円游律
FENCE OF DEFENSE
Sony Music Direct 2008-01-16

by G-Tools


昨年末から引きずっていた仕事に、ようやくめどが立った。映像に音楽をつける作業だったのだが、16日正午、音楽パートもほぼ完成し、やっと全貌が現れた。納品へ向けて最終的な微調整を施すことになるが、とにかく、無事に完成のめどがたったことに一安心。今も早速、次なる業務のための作業に突入しているが、休憩の束の間、こうして無駄にタイプするのが、今の唯一の楽しみ?となっている(苦笑)。

それにしても、この連休は一刻を争う状況だった。特に〆切直前、連続15時間、一切の休みなしの状態で独り作曲演奏録音整音を続けていたなんて…わずか1日前の出来事なのに、果てしなく昔の出来事のような気もする今…よく乗り切れたと、我ながら自分の「火事場のナントやら」の破壊力に驚かされている。
 
 

続きを読む "初雪" »

2008年01月01日

心技体


謹賀新年。
 
 

続きを読む "心技体" »

2007年12月25日

幕を開けろ! FINAL

B000X9PNOQY34RZ3R0R3M1X3D
Nine Inch Nails
Interscope 2007-11-20

by G-Tools


U2「ヨシュア・トゥリー スーパーデラックスエディション」とあわせて買ったNine Inch Nailsのリミックス盤。実にタイトルが判読しにくい文字列になっているが、つまりは「YEAR ZERO REMIXED」ということ。今年発表されたアルバム「YEAR ZERO」のリミックスを収めたアルバムだ。

実のところ、リミックス盤は、あまり興味がなかったりする。ただ、中には一つくらい、素晴らしいトラックがあるもので、今回もそれを期待して購入してみた。目玉は…「CAPTAL G」EPWORTH PHONESのトラックだろう。オリジナルのシャッフル・リズムを一度完全に分解し、再構築。そうして、見事にクラブ・チューンに仕上げてくれている。オリジナルの要素を巧みに取り入れ、ノイジーなリフが炸裂する辺りが、かなり好みの感じ。

しかし、リミックス=ダンスという構図は、いつから固まってしまったんだろうか? もちろん、この盤でも、すべてがダンスチューンに仕上げられているというわけじゃないけれど、もっと、多様なアプローチがあってもいいと思うのだけれど…。

そういう意味では、ビル・ラズウェルが手がけた「VESSEL」は興味深い。氏は、マイルス・デイヴィスのリミックスを手がけたときにも、まさに「再ミックス」という読んで字のごとくのアプローチで、オリジナルの要素を大幅に変えることなく、「別解釈のミックス」を聴かせてくれた。ここでも、そのアプローチで取り組んだと思われる展開が聴ける。よりハーシーに仕上げられた「VESSEL」は、オリジナルとまた違った魅力で輝いている。


「疲れたときにはGOODミュージック」


とっても世話になった某ディレクターからいただいた言葉を今、噛み締めながら、まさに浴びるように沢山の音楽を聴いている。次なる業務に挑むための英気を養っているかのようだ。



さて、「an etude for Scene of Light〜光の情景のための習作」世界初演の様子を記録するために書き始めた記録も、これで最後となる。予想を遥かに超える長文になったが、クリスマス・イヴに仕上がってきたばかりのフィルムの画像も数点紹介しているので、是非、終わりまで楽しんでもらえると嬉しい。
 
 

続きを読む "幕を開けろ! FINAL" »

2007年12月24日

幕を開けろ! その5

B000WZO64Yトニー滝谷
坂本龍一
エイベックス・エンタテインメント 2007-12-12

by G-Tools


クリスマスを控えた三連休、中日。よせばいいのに、街まで。なぜって? それは、先日、現像を頼んでおいた写真が上がっている予定だったから。「Scene of Light」の展示記録を早々に仕上げておきたくて、フィルムの写真素材が必要になったというのも、慌てて出かけた理由の一つ。各方面へお配りするためのDVDジャケット用に、いい写真がないかと期待していたというわけだ。

現像を頼んだフィルム数は、カラーと白黒、あわせて計4本。今時、デジタル処理すればいかようにもなるというのに、今回は、わざわざ白黒フィルムでも撮影をしてみた。これは単なる、自己満足のため。高感度の白黒フィルムで作品を撮影したことがなかったので、どうなるかを試してみたかった…それだけの理由。いや、フィルムを探していた最終日に、コンビニでいつも使っていたフィルムさえあれば、こんな無駄遣いはしなかったのだけれど(その件は、近くアップされるはずの「幕を開けろ! その6」で紹介予定)。

白黒フィルムは仕上がりまでにちょっと時間がかかるということだったけれど、カラーはもうできているはず…そう思って、混雑を覚悟で出かけると、僕の勘違いで、まだ何も仕上がっていなかった。その他にも細かい買い物などあったから、その用事だけでも済まそうと街を歩くも、やはり連休中の街は、何事も能率が悪い。人ごみがますます苦手になってきている昨今…それだけでもやられ気味だというのに、どこへいっても空気さえ薄く感じられ、気づくと、相当気分が悪くなっていた。頭も痛い。今日は比較的暖かいというのに、寒気もするようだ。この年末…まだまだ休んでいられないんだから、風邪を引かないうちに帰ることに。結局、予定の3/5くらいしか済ませることができなかった。混雑する街へ慌てて出かけてもいいことなんて一つもないことは重々わかっているのに、辛抱できなかった自分にも苛立つ始末。情けない。

こんな夜は、お気に入りの音楽でも聞いて、心を鎮めよう。


「トニー滝谷」


この映画を最初に見たのは…ケーブルテレビでの放送だったかもしれない。いや、予告編だけみたような気もする。画の質感とそこに漂う空気感に圧倒されて、即、DVDを購入した。坂本龍一の繊細なピアノ曲によるサウンド・トラックも、本作の白眉と言えよう。それをじっくり聞きたくて、手元に置くことにした。

だが、サウンド・トラック単体での発売は、最近、ようやく実現したばかり。もちろん、迷わず購入。「禁じられた遊び」や「パリ・テキサス」など、予算の都合もあったらしいのだが、ギター単独で作曲されたサウンド・トラックの中には、歴史的名盤として語られるものがいくつかるが、ピアノだけで構築されたものでは、これといって思い当たるものがないような気がする(物語の主人公がピアニストだったり、ピアノが関係するドラマを除いて)。

おそらく、この「トニー滝谷」も、潤沢な音楽予算があったとは思いにくい。いずれにしても、ピアノだけで綴る…という選択は、大正解だったように思う。とにかく、映像と音の親和性の高さは抜群。DVDに収録されているメイキングシーンでは、この独特の映像美が生み出された秘密が明らかにされている。なるほど! どこかで体験したようでいて、かつ、非日常的な画が生み出されているのは、こういう理由だったのか! けれど、非日常的でありながらも、自然に仕上がっているあたりは流石。まさに「風景」といえる画面になっている。

音楽も同様に「風景の音楽」としての設え。主張するわけじゃないけれど、ないと寂しい…そんな感じの。まさに「風のような音楽」といえそうだ。本作が、「名盤」と呼ばれる日も、そう遠くないであろう。少なくとも、僕にとっては既に「座右の銘盤」となっている(笑)。


また本編がみたくなった。静かな今夜、そっと眺めることにするかな。


「an etude for Scene of Light〜光の情景のための習作」公開3日目の記録。今日は、北から「おやつの使者」が現れた(笑)。
 
 

続きを読む "幕を開けろ! その5" »

2007年12月23日

幕を開けろ! その4

B000WZO64OSILK
ryuichi sakamoto 坂本龍一
エイベックス・エンタテインメント 2007-12-12

by G-Tools


またもや、映画本編を見ていないサウンド・トラックを手にしてしまった。同じようにして、本編を見ていないサントラが、我が家にはいくつもある。久しぶりに、教授の美しいストリングスをたっぷり堪能できた気がした。弓と弦がこすれる感じまでリアルに記録された音…レコーディングの醍醐味を存分に味わえる内容だ。これを現場で生で聞いたら、確実に鳥肌が立つに違いない。オーケストラの演奏だけは、生に勝るものはないと思う。去年、東京で体験したルツェルン祝祭管弦楽団の演奏は、一生の想い出として僕の記憶に刻まれている。アバド指揮、マーラー6番…あの演奏は、生涯忘れることはないだろう。

さて、「an etude for Scene of Light〜光の情景のための習作」公開2日目の記録を。この日も朝から、慌ただしかった。
 
 

続きを読む "幕を開けろ! その4" »

2007年12月22日

幕を開けろ! その3

B000001FA4The Unforgettable Fire
U2
Universal/Island 1990-06-15

by G-Tools


今日も、昨日手に入れた「ヨシュア・トゥリー スーパーデラックスエディション」をたっぷり堪能。未発表曲を収めたボーナスCDは、まるで、このアルバムを産み落とすまでの険しい道のりの記録のようだ。誰もが皆、その経過をしらない。結果だけをみて羨望の眼差しを向けてはいけない。彼らも僕と同じ。苦悩の中から宝物を掘り当て、磨き上げ、新たな命を吹き込んでいるんだ。少し安心した。

ライブを収めたDVD…90年代以降のライブ映像は、実はどれもあまり好みじゃない。大スペクタクルな演出がどうという以前に、演奏が微妙な気がしてならないから。特にこの「ヨシュア・トゥリー」収録の名曲「with or without you」なんて、どれもレコードの印象を超えられなくてがっかりしたものだが、このボーナスDVDで見られる演奏は、これまでの印象を一掃した。バンドって、やっぱり凄い。たった4人…楽器を携えて演奏するだけで、これだけの現象を巻き起こせるんだから。ロックンロール最強! 音楽を入り口に、その後いろんな表現に挑んできた僕だから、余計にそう思う。

だけど…実はアルバム単位として考えると、前作の「The Unforgettable Fire」の方が好きだったりする。最初にこの盤を聞いたのは、たしか、中学2年生のころ。たまたま近所に引っ越してきた同級生のTくんの家で、彼が持っていた自分のオーディオセットから流れてきたのが最初だ。もちろん当時は、アナログ盤による調べ。

当然、この曲の音がどうの…とか、そんなことはまだ一切わからなかったけれど、当時はやっていたforeignerなんかよりは、圧倒的に興味をそそるものだったように記憶している(foreignerもその場で一緒に聴いた気がする)。

それにしても、こんなレコードを当時から手元においていたTくんは素晴らしい。流石は、転校してきた初日に「パーマ」とあだ名が命名されただけのことはある。そう、彼は今で言う「ロン毛」に軽いウェーブのかかたパーマをあてて颯爽と現れたのだ。かなり衝撃的な図だった(笑)。いや、もちろん、とっても愛しいキャラクターという意味で。

思えば彼とは、東京ドームの前進である後楽園球場で行われた巨人戦を見るため、徹夜で並んだこともあるくらい、結構仲良くしていたっけ。あの試合は確か、8回裏、同点の場面で、80年代ジャイアンツの最強助っ人として語られる「クロマティー」がセンターバックスクリーンに勝ち越しホームランを放って決着したんだった。その光景をみて、独り盛り下がる僕…。「どうした?」とTくん。「いや、こういう試合展開なら、サヨナラホームランを期待したかった」と、僕。そんな調子で、当時から若干プロデューサー気質を発揮した返答をしていたいやな中学生(苦笑)。Tくん…いまはどうしているかな? 一度大人になってから、同窓会であったけれど…それっきりだ。
 

さて、思い出話が長くなる前に、一番新しい、思い出話の続きを。「Scene of Light」展示初日の様子の記録。まずは、設営が終わった夜、帰宅したところからだ。
 
 

続きを読む "幕を開けろ! その3" »

2007年12月21日

幕を開けろ! その2

B000XPKFM0ヨシュア・トゥリー~スーパー・デラックス・エディション(初回限定盤)(DVD付)
U2
UNIVERSAL INTERNATIONAL(P)(M) 2007-12-12

by G-Tools


無事、課題提出、終了。

直前になって、あれこれ新しいアイデアを試したりしたので、時間が足りなくなりそうだったが、なんとか間に合った。この時代…ソフトウェアの使い方をちょっと覚えちゃっただけで、そこそこのことができちゃうのは、どうだろう? 冷静に見つめれば、たいしたクオリティのものはできていないんだけれど(専門外の作業のため)、なんだか、我が子をいとおしむように、手あかまみれの仕上がりが、相当に上出来な気分に浸れてしまう…いけない(苦笑)。もっと冷静に、自分の仕事を見つめ直さないと…。

それにしても、昨日の夜は寒かった。頭痛がひどくて作業続行をあきらめて床につくも、布団からでた頭の部分だけが異常なほど冷たくて、なかなか寝付けなかったほど。明け方、目を覚ますと、無事に頭痛はひいていて…それから終着まで作業を進め、夜、下りのラッシュアワーがピークを迎える頃、いつもの場所まで仕事を届ける。

帰り道、このところの過酷な業務を無事終えた自分へのせめてもの褒美に(こんなことを自ら言ってしまう輩はどうのこうの…という記事を大昔に読んだ気がする)、渋谷のタワーレコードへ寄って買い物。発売20周年を迎えて「スーパーデラックスエディション」と銘打たれた立派なパッケージで再発されたU2「ヨシュア・トゥリー」と、その特集記事を掲載した「サウンド&レコーディング・マガジン」を買い求める。レジで並ぶ最中、「明日の暮らしも心配な俺が、ホテルや城を買っちゃうようなセレブリティをよりリッチにするために散財か?」と気づいて、一瞬溜息を漏らすも、これくらいしか自分を労るすべはなく…嗚呼(苦笑)。

財布が軽くなって余計に寒さを増した懐具合を確認しながら、師走の喧噪をかき分けるように繁華街をすり抜け、家路へ。この時季、この街をしらふで歩くものじゃないな。少しうつむき加減で、足早に駅へ向かった。
 
 

続きを読む "幕を開けろ! その2" »

2007年11月30日

a bitter smile

4569661769人間というもの PHP文庫 (PHP文庫)
司馬 遼太郎
PHP研究所 2004-04-01

by G-Tools
 

本文を読まずして…(苦笑)。
 

2007年11月28日

The Cross

B000002LBMSign 'O' the Times
Prince
Warner Bros. 1990-10-25

by G-Tools

 
とあるショールームの環境音楽デザインを担当させていただいた(詳細は近くお知らせします)。

某日、現場でのミックスダウン作業を経て納品。
その夜、帰り道の運転席からふと眺めた観覧車の電灯は、
ちょうど、クロスの模様を映し出していた。
そのときステレオから聞こえていたのは、「The Cross」。
こういう偶然には、いつになっても心揺さぶられる。


必要とされる喜び。
喜んでもらえる嬉しさ。
それを改めて痛感した日。


僕が何を欲してきたのか?
僕が何を探しているのか?


すべてがようやく、わかったような気がした。


居場所は見つかる。
今はまだそれがどこか、わからないけれど。
 

2007年11月27日

哀しいほどに

B000V3PS4OMe-imi~Premium Edition~
岡村靖幸 CORNELIUS 西田彩栞
UNIVERSAL SIGMA(P)(M) 2007-10-24

by G-Tools
 

僕は、僕でしかない。
 

2007年11月26日

I won't let you fall apart.

B00001P4THThe Fragile
Nine Inch Nails
Nothing/Interscope 1999-09-21

by G-Tools
 

The Fragile
 
Nine Inch Nails 「The Fragile」収録
 
 
この曲が響くようになったのは、ごく最近のこと。


 より豊かに、より艶やかに…
 もっと強く、もっと激しく…


僕が創作にかかるとき、いつも呪文のように唱えているこの言葉が思い出される。
 
 
I won't let you fall apart.
 
 
こういう表現の仕方しか、できないんだ。
 

2007年11月25日

We Let the Stars Go

B000025THWJordan: The Comeback
Prefab Sprout
Sony Budget 2001-02-12

by G-Tools


どうしようのない、深い溜め息が漏れる。


果てしなく美しく…そして、儚い。
 

2007年11月24日

so quiet

B000F3T7YCSecrets of the Beehive
David Sylvian
EMI 2007-04-24

by G-Tools
 

静かだ。

まるで、何もないかのように。
 

2007年11月23日

A Warm Place

B00066N8JSThe Downward Spiral
Nine Inch Nails
Nothing 2004-11-23

by G-Tools


このところの寒さのせいか…
いや、理由はそれだけじゃないだろう。


何もかもが暖かい場所に行きたい。
生まれて初めて、そんなことを思い浮かべた日。


A Warm Place

Nine Inch Nails「The Downward Spiral」収録
 
 
激情の中にそっとそえられた、甘くて淡い…交錯する記憶の旅。
それはまるで、今の僕の内面を映す鏡のよう。
 

2007年11月22日

internal

B00092QQOSLust
Rei Harakami
ミュージックマイン 2005-05-25

by G-Tools


快適になりすぎた。
突然そんな気がして、あれこれ、整理している。
 
すべてのことを見つめ直す必要がある。
それには、これしか方法が思い浮かばない。
 

2007年11月21日

no word to say

4820527215智恵子抄―詩集
高村 光太郎
日本図書センター 1999-04

by G-Tools


たとえば、誰かの苦しみを想像してみる。
もしも、少しでも背負うことができるのなら…。
 
 
でも、どこまでいっても、想像の域を超えられないんだ。
 
 
 
それを知ったとき、途方に暮れて、ただ言葉を失った。
 

2007年11月20日

passion

B000065V9JPassion
Peter Gabriel
Geffen Records 2002-05-07

by G-Tools


passion


僕の全ては、この言葉に集約されている。
 

続きを読む "passion" »

2007年11月19日

I'm Afraid of Americans [V1]

B00027LCR6Earthling
David Bowie
Sony International 2005-01-04

by G-Tools
 

この曲の存在をこれまで知らなかったなんて…。
 

続きを読む "I'm Afraid of Americans [V1]" »

2007年11月18日

予言

4022641800対談集 日本人への遺言 (朝日文庫)
司馬 遼太郎 宮崎 駿 榎本 守恵
朝日新聞社 1999-01

by G-Tools


誰かの予言。


今を見渡すと、
あながち
間違っていたとは言い切れないんじゃないかな。


いや、所詮、何も変わっていないだけか…。


このときこそ、皆、己に問うとき。
 
 
「自分は、どうなんだい?」
 
 

2007年11月17日

モリコーネは、朝に作曲する。

B000B6KXZ0ニュー・シネマ・パラダイス オリジナル・サウンドトラック【完全盤】
サントラ エンニオ・モリコーネ
ビクターエンタテインメント 2005-10-05

by G-Tools


「モリコーネは、朝に作曲する。」
 
 
いつかどこかで、そんな記事を読んだことがある。
 
 

続きを読む "モリコーネは、朝に作曲する。" »

2007年11月07日

【音の考察】映画「家族ゲーム」

B00005MIH3家族ゲーム
松田優作 伊丹十三 由紀さおり
パイオニアLDC 2001-08-24

by G-Tools
 

この映画を観たのは、確か、僕が高校受験期に差し掛かっていたころだった。人生ではじめて、能力を試される瞬間…あのときの毎日の空気は、今でもよく思い出す。

この映画は、受験期に差し掛かった中学生とその家族の日常を綴ったもの。今振り返ると、ストーリーなんて、あるのかないのか、わからないような「不思議な映画」なのだが、当時の自分の境遇と重なってか、今でも鮮烈に記憶に残る映画のひとつとなっている。
 
 

続きを読む "【音の考察】映画「家族ゲーム」" »

2006年11月16日

ルイジ・ノーノ「海の航跡」luigi nono

海の航跡~ルイジ・ノーノの芸術~海の航跡~ルイジ・ノーノの芸術~
ノーノ

TDKコア 2006-06-21
売り上げランキング : 70837

Amazonで詳しく見る
by G-Tools


生涯、前衛であり続けたイタリアの作曲家。
彼の人生を、アバド、ポリーニという朋友が語る。
シェーンベルクの娘であり、ノーノ夫人でもあるヌリア・ノーノからは、
僅かではあるが、彼の普段の様子を聞くことができる。
 
 

続きを読む "ルイジ・ノーノ「海の航跡」luigi nono" »

2006年10月02日

Kate Bush 「This Woman's Work」

The Sensual World
Kate Bush
B0000026IP

 
 
 なんだか、出かける前から、妙な寂しさを覚えていた。
 あれはいったい、なんだったのか?


 雨が降っていたから? 
 夜、遅い時間に遠くまで出かける用事があったから? 
 まだ身体の調子が思わしくなかったから?


 何か、心細い感じが少し。。。。


 そんな気持ちのまま、目的地へ向けて車を走らせた。
 
 

続きを読む "Kate Bush 「This Woman's Work」" »

2006年09月02日

Robbie Robertson 『Shine Your Lihgt』

炎のメモリアル オリジナル・サウンドトラック
サントラ ロビー・ロバートソン デヴィッド・グレイ
B0009A496C

映画「LADDER 49(邦題:炎のメモリアル)」サウンドトラックより

「Shine Your Light」 Robbie Robertson


泣いた。
自分の中に眠るどんな記憶も参照していないはずなのに。。。
この曲を聴くだけで、自然と思いがあふれてしまう。


続きを読む "Robbie Robertson 『Shine Your Lihgt』" »

2006年06月03日

Queen 『Greatest Hits, Vols. 1 & 2』

Greatest Hits, Vols. 1 & 2

 「座右の銘盤」と題して、僕がこれまで聞いてきた音楽を紹介していこうと思う。その1ページ目に登場するのは、もちろん、クイーンだ。

続きを読む "Queen 『Greatest Hits, Vols. 1 & 2』" »